仕事と家庭はどちらも大切なものですが、実際はこのバランスに悩んでいる人が多いのではないでしょうか。
20~40代の男女を対象に「仕事と家庭を両立できていると思うか?」というアンケートを男女とも100名ずつに実施しました。
男女や属性の違いで、どのような傾向があるのかを見てみましょう。

経済的な心配がない=プライベートも充実?両立できている男性の意見


男性へのアンケートでは、約6割の人が仕事と家庭を両立できているという結果になりました。
多かった回答は、「ある程度の収入があって、休日に家族で出かける」「趣味を楽しむなどの余裕があるから両立できている」という声です。

・仕事をしながらも、空いた時間は家事をし、不自由ない収入がある為、趣味にもお金を使える。(20代/男性/正社員)
・仕事の収入が有って休みには家族で出かけるように心がけていますので両立出来ていると思います。(40代/男性/正社員)

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経済的な心配がないので、プライベートも充実できているとみることができるでしょう。
プライベートが充実しているため、仕事も頑張れるという好循環になっているのかもしれません。

次に多かった回答としては、勤務時間の融通がきく仕事についているため、家族との時間を確保できるというものです。
・仕事はある程度融通が利くし、少なくとも週末は家族と一緒にいられるから。(30代/男性/正社員)
・フレックスや在宅勤務を使用して、育児にも参加しているため両立できていると思う(40代/男性/正社員)

他にも、残業が少ない職場であったり、残業があっても自分の裁量で調整できたりする人は夕食を家族で一緒に食べているという回答もありました。
オンとオフを分けられる職種の人は、プライベートも充実できている傾向があるようです。



また、共稼ぎなので夫婦ともに仕事も家事も、同じように分担しているという声もありました。
・夫婦共稼ぎ世帯ですが、二人で家事をカバーしあって、仕事も家庭も支障を来していないからです。(40代/男性/正社員)
・夫婦共働きなので、洗濯や掃除は、私がやっています。炊事も半分ぐらいはやっています。(40代/男性/経営者)

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近年は収入を得ているのは男性だけではないので、両立させないと仕事も家庭もどちらも立ち行かなくなってしまうという危機感があるのかもしれません。
女性が社会進出するにつれて、重要なポジションにつくことも多くなっている現代では、このように考えて実行できる男性は頼もしいパートナーといえるでしょう!

自発的か非自発的?両立できていない男性の意見

反対に男性回答者の約4割は、「両立できていない」という結果になりました。
すべてに共通しているのは、仕事が忙しいという理由です。

・仕事で夜遅く帰ってきた時は、洗濯も風呂も晩御飯もやめて寝たくなるから(20代/男性/正社員)
・仕事の比重が非常に高くなってしまっていると思います。悲しいですね。(30代/男性/正社員)

やる気はあるものの、忙しすぎて家庭のことまで手が回らないという声が多数ありました。
拘束時間が長いこともひとつの理由になっているでしょう。



夫婦で役割分担をしており、男性は仕事に集中しているという意見もありました。
・家のことは一応奥さんに任せて自分は仕事に集中している状況です(40代/男性/正社員)
・毎日、仕事のことばかりを考えていて、家庭のことを考えられないから。(40代/男性/正社員)

奥さんに専業主婦になってもらって、仕事に集中できるというのはある意味とても恵まれた環境かもしれません。

一方で、経済的な理由で、必然的に仕事をする時間が長くなってしまっているという声もあります。
・自活できるだけの収入が得られる仕事は長時間拘束されることが多く、家庭に向ける時間を取るのが難しいため。(30代/男性/正社員)
・収入が少なく、生活が安定していないので両立できているとは思えません。(40代/男性/個人事業主)



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両立できていないと感じている男性は、典型的な仕事人間のタイプか、生活のために長時間労働になっているかの二極化の傾向があるようです。

自発的に長時間仕事をしている人ではなく、労働時間をコントロールできずにいる人には、ネガティブな回答が多く見受けられました。

フルタイムかパートかで変わる女性の傾向!本当は仕事をしたい?


女性の場合は、仕事と家庭を「両立できている人」と「できていない」と答える人は半々で、若干、両立できていないとする回答が多くなりました。
フルタイムの仕事をしているか、専業主婦やパート・アルバイトかという属性の違いで回答の傾向は異なっています。

・家庭を100%優先なので、仕事はできていません。不器用なので、両立は難しいと思います。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・仕事を現時点でしていないので、両立も出来ていない。憧れはある。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・妊娠・出産を機に仕事を辞めたので、現在は専業主婦として育児に専念している。したがって仕事と家庭の両立はできていない(両立していない)。(30代/女性/専業主婦(主夫))

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両立できていないと答えた女性の多くは専業主婦やパート、アルバイトでした。
女性が社会進出するようになって久しいですが、性別による役割分担はいまだに根強くあるということでしょう。

家庭を優先させるために、フルタイムの仕事に就いていない人は自分が満足できる水準まで仕事ができていないというフラストレーションを抱えている様子もうかがえました。



一方で、フルタイムの仕事をしている人は、どちらもがんばってはいるものの、仕事の比重が大きいとする回答がありました。
・どちらか一方に偏りがちだからです。両立することは難しいです。(20代/女性/個人事業主)
・「仕事で大変、疲れているから」を理由に、家事や家の手伝いをやらないことも多いので両立できていないと感じます。本当なら両立できるのが理想だとは思うのですが、実際はなかなかうまくいきません。(20代/女性/正社員)

属性に関係なく、両立できていないと回答した女性のワークライフバランスの満足度は高くない傾向が見受けられました。

フルタイム女性は両立できていても妥協、パートは現状に満足

両立できていると答えた人も、両立できていないと答えた人同様に、回答者の属性によって分類することができます。

・最低限の事はやっているつもりなので、一応両立が出来ていると思っている。(30代/女性/正社員)
・自営業なので自由がきく部分もあるが、とりあえずフルタイムで仕事に行って、なんとかかんとか家事もこなせていると思う。(50代/女性/経営者)
・どちらも正社員で共働きです。子供がいないので、他に手がかかることもなく、家庭環境はとてもいいです。また、残業のない会社なので家庭に問題が出ることはありません。(20代/女性/正社員)

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フルタイムの仕事をしている人は、家のことに関しては完璧さを求めず最低限のことをこなしているという傾向があります。

自営業をしていたり、子どもがいなかったり、残業がないなど制約が少ないのでなんとか両立できているという実態もありそうです。

・炊事洗濯などは毎日行っているので、仕事との両立は出来ていると思います。(30代/女性/パート・アルバイト)
・メインにするものが、自分の中で決まっているので。仕事は家事に影響が出ない程度にしていますし、それで満足しています。(50代/女性/専業主婦(主夫))

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パート・アルバイトや専業主婦で両立できていると答えた女性は、家庭がメインで無理をしない程度に仕事もできているので、現在のワークライフバランスに満足している様子がうかがえました。

自分で生活をコントロールできているか?ワークライフバランス満足度のカギ

今回の調査では、男女、フルタイムかパート・アルバイトかの、属性によっても回答の傾向が異なることが分かりました。
しかし、仕事と家庭を両立できているとする人の回答は男女ともに、比較的現状に満足している様子が感じられます。

反対に、両立できてないと答えた人は、経済的な理由や家族の希望などで長時間仕事をしたり、専業主婦しか選択できなかったりという人が多い結果となりました。
自分の裁量で、ある程度生活をコントロールできているという実感が、満足度を分けている様子がうかがえます。