就職、転職を考えたときに「地元で求人を探すか」「東京で探すか」で迷うことがあります。
利便性の高い東京での生活にあこがれたり、求人数や職種の豊富さなどを理由に東京で転職先を探したりする方も少なくありません。

しかし中には東京で就職してか、らこんなはずではなかったと理想と現実のギャップに悩む方もいるでしょう。
ここでは東京での転職就職活動を行う前に知っておきたいことや、転職就職を成功させるコツを紹介します。



全国で1番平均年収が高い東京都!年代別で見るとどう?

転職の女神 長女 転職の女神 長女

東京で働きたいと思わせる魅力のひとつが、やはり年収の高さです。

東京は求人数が多くあるだけでなく、平均年収が高い求人も多く見つかるため、転職先や就職先として人気の都市ですね。

2015年時点で平均年収を見てみると、東京都の20代平均年収は379万円、全国平均は346万円ですから20代でも東京都の平均年収が高いことがわかります。

東京都の30代平均年収が554万円、全国平均は491万円となり、平均年収の差が20代のころよりもさらに大きくなります。
その差は年齢が上がるにつれてさらに開くようになります。

東京都の40代の平均年収が717万円であるのに対して、全国平均が583万円、50代に突入すると東京が801万円、全国平均が642万円です。
同じ職種、同じような仕事内容であるのに東京で働いたほうが平均年収も高くなるため、より高い年収を求めて東京での就職転職を考える傾向にあるといえます。

平均年収について詳しくはこちら日本人の平均年収は?年齢別・男女別&都道府県別の年収ランキングへ。



東京の平均年収が高いのは、さまざまな理由があるからです。
生活費が高いことも大きく影響しています。
東京は土地や建物の価格、物価も高いため1カ月あたりの生活費も高くなります。

また求人数も多くありますが、優秀な人材を確保するためには、より良い条件(高い年収など)を提示する必要が出てくるのです。

東京で暮らす!家賃や生活水準レベルなど注意すること

東京での生活は便利な反面注意する点も多々あります。
ひとつは生活費がかかることです。
東京で部屋を借りる場合は、家賃だけでもそれなりに高くなると考えておきましょう。

地方から東京へ出てきて就職する場合、勤務先で寮や社宅が提供されない限りは自分でマンションやアパートを借りて生活することになります。
東京は郊外に比べて土地の価格が高いため家賃も高く、しかも間取りや設備も満足いく物件を探すのは難しい傾向です。

大和ハウス工業株式会社が運営するサイト「賃貸住宅 D-room」のデータによると 2017年6月時点で東京都の1R~1DKの平均家賃(相場)は約7.4万円です。
家賃の高さや気にいった間取りで生活したいという理由で、勤務先から離れた場所に家を借りることもできますが、通勤時間が長くなるとそれだけ疲労感も増すことを覚えておきましょう。

東京は通勤するのに満員電車に乗らなくてはいけないため、それだけでもかなり体力を消耗してしまいますし、時には体調を崩すこともありえます。
地方ではマイカーを持っていないと不便でしたが、東京は車を所有すると維持費や駐車場代のほうが高くなり生活費をさらに押し上げます。

物価も高いため、節約を意識しないと出費が増えます。
地域やお店によっては生活用品や食品も値段が高くなりますし、職場近くでランチをしたり、ちょっと遊びに出かけたりするだけでも大きな出費になりかねません。



また勤務先の同僚や先輩、東京に出てきて知りあった友人たちの生活水準や金銭感覚と合わないこともあり、それに合わせてお金を使っていると金欠になる可能性もあります。

東京の平均年収は全国よりも高いのですが、その理由は生活費の高さが大きく関係しています。
東京でそれなりの生活を送るためには、収入が増える分支出も大きくなる傾向だということには注意したいものです。

東京の求人の特徴は?選考期間が長いことも?

転職の女神 長女 転職の女神 長女

東京の求人をみてみると、求人数と職種の豊富さだけでなく東京だからこそ就ける仕事が多いことがわかります。

東京は日本の政治、経済、文化の中心地ですから、人口も多く仕事の種類も豊富にあります。

たとえば金融機関の仕事でも、大規模な投資や運用の仕事は東京だからこそ見つかる求人のひとつだといえます。
グローバル化に伴って、海外から日本に進出する企業も増えてきており、海外企業の多くが東京に支店を置いています。

英語やその他の外国語を使用して世界を相手に仕事をしたい方は、東京でその種の仕事を見つけることができるでしょう。
全国的に知名度が高い大手の新聞社、テレビ局、ラジオ局も東京に集中していますし有名な高級ホテルや建物も東京にあります。
そのような場所で働きたくて東京での就職、転職を考える方も少なくありません。



また、東京での就職、転職活動を行う際は、採用審査期間が長引く可能性があることも心得ておきましょう。

人気の企業に就職や転職を希望する場合は、応募者が集中することが考えられます。
より良い人材を選ぶために面接を数回行うことがあるからです。

企業にもよりますが、平均で選考期間が約1カ月、面接は2回以上あります。
採用までの時間が長引くと不安になりますし、東京に出てくる交通費や宿泊費も多くかかるようになりますので、計画的に活動をすることが大切です。

東京での転職にオススメの業界・職種は?

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東京にはさまざまな職種がありますが、就職転職しやすい職種がありますので知っておくと活動時に役立ちます。
業界に関係なく、求人数も多く転職しやすいのが営業職と事務職です。

転職者の場合、前職で営業の経験があると年収アップの期待も高まりますし、未経験や経験不足でも採用してくれる企業もみつかります。
企業の数も多くあるため事務職の募集も豊富です。

事務職と一口にいっても一般事務、営業事務、貿易事務などの種類がありますが、一般事務や営業事務は正社員の求人数が少なく、正社員で事務の仕事を探すなら総務や経理、人事、貿易事務といった専門性の高いスキルを身に着けることが重要になります。

東京には事務職でも未経験応募可能な求人が多くみつかりますので、転職先も比較的みつかりやすいです。
未経験でも採用してくれる企業でスキルや経験を積んで、さらにステップアップを目指して転職することも可能になります。



IT関係の職種も需要が高く、転職しやすい業界のひとつです。
エンジニア、プログラマー、SE、WEBデザイナーの仕事経験がある方は、求人数も多く転職先が豊富です。

IT関連の仕事は未経験でも応募可能な企業が多くあるため、スキルや知識を自分で身に着けたことをアピールできれば、転職成功につながります。
飲食店やお店の数も多い東京では、飲食やアパレルといったサービス関連の業界も求人数が多いのです。

地方から出てきて東京で働く・転職する、メリット&デメリット

地方から東京に出てきて働くのにはメリットもデメリットもあります。
メリット、デメリットを両方知り、本格的に東京で就職、転職活動をするのかを決めましょう。

  • 東京で働くメリット

東京で働くメリットは、仕事の選択肢が圧倒的に多いことです。
転職や就職の求人数が多いだけでなく職種も豊富、東京だからこそ就ける仕事もたくさんあります。

年収の高い仕事が見つかりやすいのもメリットです。
2016年時点で東京の平均年収は約600万円と全国でも高い水準になっています。
東京で就職するだけで年収アップが期待できますし、スキルや経験を積んで転職をすることでさらなる年収アップも夢ではないのです。

幅広い人脈を作れるのも東京で働くメリットのひとつです。
東京は日本一人口が多くさまざまな人が集まっています。
仕事や趣味を通じて、今まで自分の周りにいなかったタイプの人と出会えるのも魅力です。

もちろん出会いを増やすためには、自ら出会いの場に出かけて積極的に人脈を作る努力が必要です。
休日、アフターファイブなどの過ごし方の選択肢が豊富にあります。
東京にはオシャレなスポットやショッピングスポット、観光スポットがたくさんあり、オフの日や時間の過ごし方もいろいろ選べますね。



  • 東京で働くデメリット

東京で就職、転職するデメリットもあります。
それは生活費が高いことです。
家賃や物価も高く教育費にもお金がかかりますので、年収アップしても貯蓄が増えないケースも少なくありません。

さらには、どこに行っても人が多く毎日の通勤ラッシュで疲労感だけでなくストレスもたまります。
また体調を崩すほど仕事がハード、成果主義の導入で社内の人間関係がよくない職場もあるのです。

転職の女神 長女 転職の女神 長女

デメリットを承知した上で東京での就職転職を考えるなら、東京で働きたい理由を明確にすることが大切になります。

就職転職活動の際は、情報収集の面など不安な点も多々出てきますので、転職エージェントのサポートを受けるのも手段のひとつです!