転職活動の面接で、面接官から「最近気になるニュース」について聞かれることがあります。

「気になるニュース」と聞かれても、友達との日常会話ではないんですから、どんな内容のニュースを答えても良いわけではありませんし、普段からあまりニュースを見ない人は特に、急にニュースの質問をされても頭に浮かばないと思います。

しかし、面接官から質問されたことに対して「ありません」と答えるのは絶対に避けたいですし、質問の答え方によっては採用結果に影響することもあるのです。

面接でその場で慌てないためにも、きちんと事前に準備しておくことが大切です。

ここでは、面接における気になるニュースについての印象の良いおすすめの答え方や、そもそもニュースについて聞いてくるのか?その質問の意図や、取り上げないほうがいいNGニュース例や、ニュースを選ぶときのおすすめツールについて紹介します。



面接官が「気になるニュース」を聞く目的とは?

ニート 三女ニート 三女

面接で、「最近気になるニュース」を聞かれることがあるけど、あれって何か意味があるの?

ただコミュニケーションが取りたいのかなって、単なる世間話なのかと思ってたわ…。

転職の女神 長女 転職の女神 長女

面接官が気になるニュースを聞いてくるのは、世間話や場の雰囲気を和ませるためではないの。

気になるニュースについての答え方が、採用試験の結果に影響することもあるくらい、しっかりとした聞く目的があるのよ。

きちんと質問の背景を読み取り、面接官が求めている回答ができるように心掛けましょう!

(1)普段から情報収集をしているか

面接官が最近の気になるニュースについて聞く理由の1つ目は、応募者が世界情勢のほか、応募している業界に対して、日頃からきちんと情報収集をしているかという事を探ろうとしているからです。

世の中の動きや社会問題などに常にアンテナを張り、新しい情報を敏感にキャッチ出来る人というのは、仕事をする上でもさまざまな情報にアンテナを張り、最先端の情報をキャッチできる人ということに繋がります。

ビジネスシーンで生き残るためには、その業界の情報だけではなく、国内外の出来事にも積極的に目を向ける必要があり、そうすることでビジネスチャンスが広がる可能性もあるだけではなく、そういった人材を採用することは、企業にとってもメリットがあると考えられます。

特に本当にその業界を志望している人であれば、その志望企業や志望業界については入念にニュースをチェックしているのが当然であり、本当に関心がある、本気で志望しているという裏付けにもなります。

大手の証券会社などでは、毎朝社員同士で日経新聞の読み合わせを行っていたりする企業もあるほど、業界によっては鮮度の高いニュースをいち早くキャッチするのが業務の一貫になっている業界もあるほどです。

(2)そのニュースに対して自分の意見を持てているか

世の中の動きに対して関心を持っていたり、ニュースを敏感にキャッチできているだけでは意味がありません。

それ以上に、その物事に対する自分の意見が持てているかが重要です。

ニュースの背景となる出来事や、今後はどうなっていくと予想されるかなど、そのニュースをしっかりと理解できているのか、さらにその上で自分なりの考えを持ち、それについて意見を述べることが出来るのかを見られています。

仕事をする上でも、物事の情報を正しく理解し、それに対して自分で意見を持ち、チームの中で意見交流したりコミュニケーションを取ったりするのはとても大切なことです。

そうしたニュースへの意見や考え方も聞くことで、その人の人柄や考え方、対応力、人間性、理解力をも知ろうとしています。



気になるニュースの正しい答え方は?その企業と関係のあるものがオススメ

派遣 次男派遣 次男

なんだ、気になるニュースを聞かれる理由って、しっかりと意図があって質問されていたんだね。

でも、ニュースって言われてもたくさんありすぎて、どんなニュースの話題を出せばいいのかわからないなぁ。

面接において、気になるニュースを質問された場合、転職を志望している企業やその業界と関連がある内容のニュースを選ぶことが、好印象に繋がります。

その企業や業界に関するニュースであれば、その業界に対してきちんと情報収集を行っていることが評価されます。

また、それに対する自分なりの意見がしっかりとまとまっていることで、自分の意見を持っていると判断されますし、内容もできるだけ最新のニュースを取り上げることで、関心の高さがアピールできます。

内容によっては志望動機とも絡めて話すことが可能ですので、より好印象を与えられるでしょう。

面接官はその業界におけるプロですので、聞きかじりの知識で上から目線の評論を行えば逆効果です。

志望する業界に触れるときには謙虚さを忘れず、これからさらに勉強する意志があることを伝えましょう。



転職の女神 長女 転職の女神 長女

しかし、志望する企業や業界に関する目新しいニュースがない場合もあります。

その場合には、経済のニュースを取り上げるのが効果的です。

経済のことを知っておくのは社会人としての基本ですので、経済新聞にきちんと目を通し、経済雑誌も読み込んだうえでわかりやすい記事をピックアップしておきましょう。

気になるニュースに対して、テレビや新聞で手に入れたニュースの内容を述べるだけでは、面接官が本当に聞きたい趣旨が理解できていないと判断されます。

また、中途半端な意見しか述べられない場合や、曖昧な回答では企業が求める人材ではないと判断されるでしょう。

気になるニュースの回答は応募者それぞれ違うことが多いため、それぞれの人間性が評価されやすいと言えます。

また、「最近のニュース」と言っても、数日前など直近のニュースを選ばなければならないわけではないので、だいたい直近~1年以内くらいであればいいと言われています。

気になるニュースを答えるときの基本の流れとしては…
(1)ニュース概要・結論…「—というニュースに関心があります」or「私が気になったニュースは—です」
(2)それを選んだ理由…「なぜなら—な点が—」
(3)自分の考えや意見…「私は、—-と考えています」
の順番で話すのがいいでしょう。

マイナビ転職エージェントで紹介されていた回答例としては…

「私が最近気になるニュースは、アース&エコロノジーなどを手がけるストライプインターナショナルが、中国で日本の同業他社のアパレルブランドを集めた大型店の業態を開始するニュースです。志望しているアパレル業界に影響を与えるニュースでもあり、すごく気になる内容でした。中国という今や世界でも有数のマーケットで、今まで人気を培ってきた要因の一つであるSPAというやり方ではなく、セレクトショップのような新しい形態で進出は興味深いものがあります。また中国の進出に成功制すれば、別のアジア地域への進出も視野に入ってくると思うので、グローバル展開といった意味でも大きなニュースであると考えています。日本のアパレル企業のグローバル進出において、非常に大きな役割を担うニュースになるので、今後の動向にも目が離せません。」

(マイナビエージェント気になるニュースの回答例より)

DODAで紹介されていた回答例としては…

A社が開発・発表した新製品のニュースに関心があります。この新製品の開発には御社の技術・ノウハウの一部が導入されているという話も聞いています。私個人の見解ですが、今後さらにこの製品の改良が進んでいくことにより、業界の構造を変えるようなイノベーションが生まれるのではないかと考えています。

(DODA面接で気になる最近のニュースを質問されたときの正しい答え方と回答例文より)

といった感じです。

日頃から情報収集!最近のニュースのチェック方法は?

企業で働くためには、日ごろからさまざまなニュースに敏感であり、自分の意見を持つことが非常に需要です。

そのため面接で気になるニュースを質問される場合に備えるため、というよりは将来のために情報収集の習慣をつけ、自分の考えを整理できるようなりましょう。

情報集の方法はたくさんあり、パソコンに限らずスマホからもニュースが閲覧できる時代となり、政界情勢をより身近に知ることができるようになりました。

このような便利な時代だからこそ、世界や経済の動きに目を見張る必要があると言えます。

ニュースアプリの場合…

などがあります。

また、多くのビジネスマンが経済新聞に目を通していますので、面接対策のためにも経済新聞は見逃せません。

好きな記事だけ選べるインターネット記事とは違い、新聞であれば興味のない記事も目に入ってきます。

ニュースにはそれに関連する背景があり、調べれば調べるほどつながりが見えてきます。

そのニュースをより深く理解するためにも、気になるニュースがあれば深く調べ、なぜその出来事が起こり、これからどのような展開が予想されるのかという一連の流れをきちんと把握しましょう。

そうすることで内容を正しく理解し、自分の考えを持つことができます。



その他、指定したキーワードに関するニュースを漏れなくチェックできるのが、「Googleアラート」という機能です。

企業名や業界など、自分の興味関心のあるキーワードを設定しておくことで、それに関連するニュースが出たときにはメール通知などで情報を受け取れることができるので、簡単です。

気になるニュースで避けた方がいい話題は?

派遣 次男派遣 次男

気になるニュースでオススメの話題はわかったよ。

反対に、言わないほうがいいとか、避けたほうがいいNGニュースの話題はあるの?

気になるニュースを答える際には、避けたほうがいい話題も多くあります。
特に転職先の企業にとって、悪い印象を与えるニュースは避けるべきであると言えます。

例えば志望している企業に関するネガティブなニュースはタブーです。
面接官が対応に困るだけでなく、その企業を志望している理由が感じられなくなってしまうでしょう。

また、宗教や政治、スポーツなどは考え方や好みが人それぞれ違いますので、面接官と意見が対立してしまう場合があります。

信仰する宗教のついての話題は、面接ではなく布教活動と受け取る面接官もいますので避けるべきだと言えます。

政治に関しても、国内で賛否両論分かれる内容ですので避けたほうがいいでしょう。
思わぬところで悪い印象を与えてしまいがちな内容は、面接を受ける側にとってマイナスの要素しかありません。

ほかにも芸能やゴシップといった内容は、面接官が意としている内容から外れてしまっているだけでなく、下世話な印象を与えてしまいます。
質問の意味が理解できていないと判断されても仕方ないでしょう。

また、大きな事故がおこり多くの人が犠牲になったなどという社会的なニュースは、就職の面接では特に意味を持たすことができません。

大地震などといった、経済を巻き込む可能性のある大ニュースであれば、言わないほうが不自然であるとも言えますし、自然災害のニュースは、その被害の程度にもよりますが、経済に影響が出る可能性が非常に高いので経済の話と絡めてコメントするのが良いでしょう。

しかし無関心ではないというレベルのコメントに留めておくのがベターです。



転職の女神 長女 転職の女神 長女

転職を希望する際に面接で聞かれる気になるニュースは、企業にとって応募者がどのくらい業界に興味があって、世の中の流れにどのくらい敏感であるのかを試されます。
その中で社会人としていかに自分の意見を持てるかという事も見られますので、事前にしっかりと準備をしておくことが面接を乗り切るポイントです。

きちんとした情報収集は面接対策だけでなく、企業で働くためにも必要な習慣となるので身につけておくのが良いでしょう。