転職を真剣に考えている人の中には、『今すぐ会社を辞めて転職活動に専念すべきか』、または『仕事を辞めないで在職中に転職活動を行うべきか』、この2つで悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

転職活動を開始するタイミングというのは実は意外と重要で、この2つの時期両方のメリットとデメリットをしっかり知った上で転職活動をしなければ、あとで後悔することになったり、取り返しのつかない自体になりかねません。

せっかく今よりも良い環境や条件で働くことを目指した転職活動なのに、自分にとって不利な状況になってしまっては元も子もありませんよね。

働きながら転職活動をするとなると、応募先とのやり取りや面接日の調整、さらには退社日や入社日についてなど、いろいろと難しそうに感じることも多く、さらには今の会社に転職活動をしていることがバレてしまう可能性を懸念して、結局転職には踏み切れていないという人もいると思います。

そこで今回は、転職活動を行うなら『在職中』にするべきなのか『退職後』にするべきなのか、双方のメリットとデメリット、考えられる問題点などを解説し、さらには今の会社にバレてしまう危険性があるのか?という疑問や、在職中の転職活動ならではの面接時の模範解答や退職理由などについてもお話していきます。



働きながら転職活動をするメリット

①収入面での安定が得られる

仕事を辞めないまま転職活動をした場合、今の会社の給料をもらい続けながら次の職場がじっくり探せるので、経済的な安定が得られるのが大きなメリットの1つです。

今の仕事を辞めてしまった後では収入が得られなくしまい、常に金銭的不安を抱えることとなってしまいます。

最初のうちはいいかもしれませんが、やはりすぐに自分の希望する条件の求人が出てくるとも限りませんし、応募した企業からなかなか内定がもらえず、予想よりも転職活動が長期化してしまう可能性もありますよね。

そうなると、「もう半年も給与なしで無職だ…。そろそろ貯金も尽きて生活費が限界」となったり、働く意欲が薄れてきたり、「早く転職先を探さないとマズい」と焦ってしまって不利な条件で転職してしまうことにもなりかねません。

もちろん転職活動では、面接時に応募先の会社へ訪問するのにその都度電車代やガソリン代などの交通費がかかりますし、生活費も当然かかるわけですから、必ずとも出費は尽きません。

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いやぁ、これは1番重要なことだなぁ。
お金がないと何も出来なくなっちゃうからね。
僕は結婚はしてないけど、結婚してたり子供がいる人なら尚更だよね。

ニート 三女ニート 三女

私みたいに仕事スパーンと辞めちゃうと、無収入で過ごすことになるから、よほどポジティブじゃないと生きてけないわよ!

②精神的な安心感、余裕がある

やっぱり自分が希望した企業から”不採用”だと言われると、人間誰もが落ち込んでしまうものです。

しかも1、2社ならまだしも、不採用通知が何社も続くと本当に自分に自信がなくなってしまいますし、精神的に追い詰められてしまいます。

在職中の転職活動であれば「悲しいけど、次はもっと良い条件の企業を見つけるぞ!」と切り替えられますが、それがもう無職になっている場合、「やばいまた落ちた…。前の会社より条件の良い企業を希望してたけど、こんなに不採用ってことは自分の価値なんてこの程度だ」と思えてきてしまったり、「もう○ヶ月も収入がない…家族からのプレッシャーに耐えられない」、「もう無職よりマシだからどこでもいいから採用して…」など、精神的な焦りや不安に耐えられなくなる危険性があります。

こうした焦りは次の転職先に希望していた条件を妥協してしまい、本来の目的を見失ってしまったり、家族からの反感を買いやすくなってしまいます。

そういった転職先選びの妥協は、本来ならば前の職場よりも条件の良い企業へ転職するための活動だったのに、焦りなどで条件を緩めて転職してしまうと、「こんなはずじゃなかった」とか「こんなことなら転職しなければよかった」などと転職そのものの失敗してしまうことになります。

精神的に疲れてきてしまうと前向きな考え方もできなくなってきますし、自分にも自信が持てなくなり、そういう姿勢や自信のなさは面接の態度や回答にも現れやすくなり、「この人を採用しても活躍してくれなさそう」と面接官に思われたり、「こんな自信がなさそうな人には将来が期待できない」と思われてしまい、さらに不採用が続いたりして悪循環になってしまいます。

派遣 次男派遣 次男

僕はもともと自分に自信がないから、1社落ちただけでもダメージはでかいかな…。
でも今仕事があるだけで、「仕事がないわけじゃないんだからまだいいか…」って思えるよね。
自信のない僕には今仕事があることが、唯一の自信かもしれないな。

結局何社もの面接を受けても、自分が入社出来るのは1社のみなので、もし不採用になったとしても「この会社とはご縁がなかったな」とキッパリ割り切ることも大切

働きながらの転職活動であれば、仕事もあって収入もあるわけなので、期限などは気にしなくて済みますし、「また良い求人が出てくるまで頑張ろう!」と、焦ることなく転職活動が出来るので、自分の次の転職先もしっかり見極めつつ、納得のいく転職活動を行うことができます。

とりあえず今仕事があるというのは、転職活動において”最大の安心感”なのです。

③失業期間・ブランクを作らない

今の仕事を退職してから転職活動を開始するとなると、どうしても失業期間が出来てしまいます。

なかなか内定がもらえなかったりして転職活動が長引いてしまい、仕事をしていない期間が長くなってしまうと、職務経歴書でも空白期間を作ってしまうことになりますし、もし面接などでその理由を問われた時、答えるのに困ってしまうと思います。

「どこからも内定がもらえなかったので…」なんて答えにくいですし、答えなくとも一般的な面接官であれば気付かれてしまいますし、回答の仕方次第では面接官に悪い印象も与えかねません…。(汗)

もちろん最近はブランクがあっても転職しやすくはなっていますが、やはりブランク期間が長いよりはブランクを作らないで、在職中に転職先を見つけて転職した方が、むしろ”計画性のある人”と思ってもらえますよ。

仕事をしながら次の転職先を探すというのは、守らなければならない家族や家庭、生活があるなら当然のことであり、違法でもなんでもなく、むしろ責任感を持っている人であればそうするのが当たり前です。

仕事を辞めないで転職活動を行っている方が、応募書類の面でも面接選考時でも自分にとってプラスになると覚えておきましょう。

企業からの印象についてはこの先でもお話しています。

④引き止めに合いにくい

例えば、今まではそれほど良い条件では働けなかったとしても、「退職したい」と言い出した途端辞めさせたくないばかりに「次の会社も決まってないならもう少し残ってもらいたい」とか、「みんなに迷惑がかかるんだからいついつまではいてもらわないと困る」とか、その場しのぎの昇給を提示してきて引き止めようとする会社もあります。

次の転職先が決まっていないと、あれやこれやと言われてしまうと、「まぁ次の仕事も決まっていないし、そこまで言われるなら…」と断りにくくなってズルズルと辞めるタイミングが延びてしまいます。

しかし次の転職先への採用が決まっている場合、そういった引き止め行為に遭いにくく、退職活動がスムーズに進みますし、自分の中でも「次の会社は自分の理想通りの会社なんだから!」と、無駄な引き止めをされても退職の意思もしっかりと持つことが出来ます。

SE 長男SE 長男

僕もそうなんだけど、忙しいことを理由に「時間がない、時間がない」って転職活動を後回しにしていくと、あっという間に月日が経って、気付いたらどんどん転職しづらくなってしまうこともありますよね。
”思い立ったが吉日”っていう言葉も忘れちゃいけないね。


⑤保険や各種手続きを自分で行わなくて良い

仕事を続けながら次の転職先を見つけて転職する場合には、健康保険の切り替えや年金、源泉、税金などの面倒な手続きは、次の新しい会社に必要書類を提出することで手続きを引き継いで行ってくれるので、こういった点もメリットだと言えます。

しかし、退職後に転職する場合は、これらの手続きを全て自分でしなけらばならなくなり、例えば住民税などは退職の時期によっても支払い方法や納税が異なりますし、慣れていない人にとってはとても手間ですし面倒だと思います。

ただでさえ、転職活動というのは自分の今後の将来を左右する大切な時期であるのに、こういった他のことに時間が取られたり手間がかかったりするのは、かなりストレスになります。

在職中に転職活動をするか、退職後に転職活動をするかによって、こうした公的手続きにまで影響するんですね。

⑥迷ったら、転職を辞めることも出来る

在職中に転職活動をしていて、もし自分の希望条件に近い求人が見つからなかったり、もしくは実際に転職活動をしていて、「やっぱり今の会社でもう少し頑張ってみようかなぁ」と思ったとき、今の仕事を続けながらであれば、転職活動そのものを見送りにしたり、辞めたりすることが出来るのも、在職中に転職活動をする良さではないでしょうか?

今の会社に不満がある場合、働いた期間が浅いと他の会社は素晴らしいものに見えてしまいがちですが、現実はそうではないかもしれませんよね?

転職活動で他の会社をいろいろと見るうちに、自分の会社の良さに気付くこともあるかもしれませんし、転職活動をしたからこそ、今の会社の良さや魅力を見つけ、やり直すキッカケになったりすることもあると思います。

しかし、会社を辞めてしまっていると「やっぱり前の会社が良かった」とか、「希望する会社が見つからないから転職しない方が良かった」と思っても、仕事を辞めてしまっていてはどうにもなりませんよね。

じっくり腰を落ち着けて、納得できる会社を見つけられるまで転職活動ができますし、そういった状況にも対応できるのは、やはり在職中の転職活動のメリットだと言えます。

こちら仕事を辞めたいと思ってから今すぐ出来ること!辞めるかどうか悩んだら、実践してみてほしい5つのこと。も参考にどうぞ。

転職活動を在職中に行なうメリットはたくさんあります。

働きながら転職活動をするデメリット

在職中の転職活動はメリットだけではなく、もちろんデメリットもあります。

①時間の確保がしにくい

在職中の転職活動というのは、今の仕事を辞めないで続けながら転職活動を行うわけなので、例えば応募先企業の研究や情報収集、応募先の選定、履歴書や職務経歴書の作成、キャリアの棚卸し、面接対策など、転職におけるさまざまな準備に対する時間の確保がしにくいというデメリットがあります。

もちろん、アフター5や休日を上手く使いながら準備を進めていけるならいいですが、もし現在残業の多さや休日が取れないなどの理由で転職を考えている場合、転職活動にまで手がまわらない…ということにもなると思います。

こうした時間が取れないで、結局のところ転職を諦めてしまう人も多いんじゃないでしょうか。

しかし、だからと言って転職したいと思っているのに、転職を後回しにしていると、転職のチャンスを逃してしまったり、転職の成功率などにも影響してくると思います。

ですので、時間が取れないからと言って転職活動を先送りにしたり、後回しにするのはオススメできません。

対処法&ポイント

どうしても1人で転職活動をするとなると、慣れない書類の作成で悩んだり手間取ったり、しっかりと準備に使う時間がなかったりすると思います。

仕事の休憩中や通勤、帰宅中などの空き時間や仕事終わり、休日などを上手に使って、効率的に進めていきましょう。

やはり時間のない人は特に、転職エージェントにサポートしてもらうことで、履歴書や職務経歴書などの書き方などもしっかり教えてもらえるため、悩んだりつまずいたりする時間のロスを減らすことができますし、自分の応募書類にも自信を持つことが出来ると思います。

また、あなたの希望条件により近い求人の紹介や非公開求人なども積極的に紹介してもらえるため、忙しくてなかなか求人を探しきれなくても、良い求人を見逃すことなく選別することも出来ますよ!

②スケジュール管理や日程調整がしずらい

現在仕事をしながらの転職活動では、どうしても通常業務があるため応募企業ごとの面接日や締め切りを把握したり、それぞれの面接日の管理などもちょっと大変に感じてしまうこともあると思います。

仕事を辞めていれば毎日フリーなわけですから、自由に動ける時間ばかりですよね。

一般的な企業はほとんどの場合面接は平日の日中となり、自分の今の会社の休日とは日にちが合わないこともあると思います。

しかし、企業側も現在の仕事に在籍中ということを理解しているところもあり、平日でも18時や19時以降などなるべく遅い時間に面接時間を組んでくれたり、土日などに設定してくれる企業もあります。

対処法&ポイント

企業側が上手く調整してくれるところもありますが、それが難しい場合、自分の有休を使ったり半休をとったりして工夫しましょう。

有休については、この先でもお話しています。

転職エージェントの場合は、キャリアアドバイザーが応募先企業とのやり取りを一本化して代行してくれたり、面接日の調整なども行ってくれるので、心配な方は転職エージェントのサポートを受けるのもいいと思います。

③緊急の求人には対応できない

例えば、求人の中には「欠員が出たため今すぐ入社してもらいたい」などという緊急の求人もあると思います。

仕事を続けながらだと、今の職場の退職日や引き継ぎの兼ね合いもあり、今すぐといった緊急の求人には対応出来ないですよね。

転職先の希望に添えない場合、せっかく内定がもらえても採用は見送りになってしまう可能性があります。

ただ、ほとんどの企業は内定が出てから1ヶ月や2ヶ月ほどは入社を待ってくれることが多いです。

対処法&ポイント

今お話したように、だいたいの企業は1ヶ月や2ヶ月ほどは入社を待ってくれます。

もし自分の今の仕事がすぐには辞められないようなプロジェクトの途中だったり、引き継ぎに数ヶ月かかるような場合は、自分の今の仕事の状況やキリをあらかじめ把握した上で転職活動を始めるようにしましょう。

応募先への入社日も、引き継ぎ期間などを考慮した日程を伝えるようにします。

退職してから転職活動をするメリット!

それではここからは退職後に転職活動を行うメリットを解説していきます。

①時間がたっぷりあるので転職に専念できる

退職後に転職活動をする最大のメリットは、転職活動に必要な時間を十分確保できるということです。

例えばハローワークなどは、基本的に平日や土曜のみしか空いておらず、在職中にハローワークに行きたいと思っても都合がつきにくかったりしますが、退職していれば勤務時間に縛られることなく、好きな時間に行くことができます。

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履歴書や職務経歴書などの応募書類の作成をしたり、応募先の企業の情報を集めたりするなど、転職活動に専念できるのはいいですよね。

「明日の企画書の提出は…」とか「今週中にあの仕事を終わらせないと…」など、仕事をしているとどうしても仕事のことを考えなければなりませんが、仕事をしていなければそういったことを考える必要はないので、時間に追われて面接への準備がしっかり出来ない事態なども防ぐことができます。

特に前の会社で長時間労働をしていた場合、人間らしい生活のリズムを取り戻すためには退職後のフリーな期間は重要だといえます。

仕事を退職していれば面接日程の調整などもしやすく自由に動けますし、「来週の月曜有休が欲しい」など今の職場に気を使うこともないので、そういった負担も少なくなります。

がっつり転職活動に力を入れることで、スピーディーに転職が進むこともあるかもしれません。

②資格取得など、自分のスキルアップも出来る

例えば、次の転職先に役立つような勉強をしたり、転職が有利になるような資格を取得したりする時間や余裕も出来ることも、退職後に転職活動をするメリットとなります。

前々から「こんな資格に挑戦したい」、「転職する前に持っておきたい資格がある」と言う人は、在職中には資格取得の勉強が難しくとも、退職後ならそういったことにもたっぷり時間を使うことが出来ますよね。

派遣 次男派遣 次男

そういった自分のスキルアップのための材料を集めておけば、転職活動時の履歴書などにも自分の強みとして書けることが増えていいね。
僕は自分の強みが思いつかないから、書けることが増えるのはいいなぁ。

③急な求人募集にも対応出来る

仕事を退職していることで、転職先の企業の希望の入社日に合わせることができ、急な欠員が出たりした急募の求人などにもすぐに対応することができます。

現在仕事を続けている状態では、いくら良い求人があっても急募の求人には対応しずらいため、これは退職しているからこそ急募の求人にも応募出来るというメリットですよね。

急募の求人にも対応出来るということは、転職先としての選択肢の幅が広がるかもしれません。

退職してから転職活動をするデメリット!

①金銭面や経済的不安が常にある

退職後の転職活動には経済的な不安があるのが、1番の大きなデメリットなのではないでしょうか。
失業手当はもらえますが、すぐには受け取れるわけではなくもらえるまで一定の期間を待たなければなりません。

完全に自己都合で退職した場合、失業手当をもらうためには待機期間の7日と給付制限の3カ月を待つ必要があり、およそ3カ月の間まともな収入がないことになるので、貯金がない場合は生活に対して不安がでてきます。

この経済的な不安は心労だけではなく、転職活動へも影響してきます。

できるだけ早く次の仕事を見つけようと転職活動を焦るあまり、待遇が悪い会社に応募したり、自分の専門分野ではない職種の面接に行ったりするなど、会社選びが余裕を持って行えない可能性があります。

自分の中で余裕がなくなるだけではなく、大切な家族がいる場合は家族への負担も増え、心配させてしまったり転職活動を急かされたりなど、そういった問題も出てくると思います。

だからと言って、焦って前の会社よりも社内の雰囲気や待遇が悪いところに行ってしまわないように注意してください。

初心に戻ってなぜ転職活動をしたいのか、どういった会社で働くことが目標なのかを今一度考え直すことが大切になります。

②ブランクや失業期間が出来てしまう

今の仕事を退職してしまうことで、次の転職先に入社するまでは失業期間となり、ブランクができてしまいます。

自分が希望する条件に近い転職先がすぐに見つかるとは限りませんし、もちろん希望の企業が見つかったところで、絶対に採用されるという保証はありません。

最初はすぐに転職先を決めると意気込んでいても、予想以上に内定がもらえず転職活動が難航して、数ヶ月や半年以上ずっと失業中という事態にもなりかねません。

そうすると、最初にお話したように次の転職先が決まるまでは無収入なわけです。

その上、応募先の企業に提出する履歴書や職務経歴書にも空白期間が出来てしまい、例えば面接などでそれについて質問された場合に、「たくさん応募はしたんですがどこも不採用で…」なんて言えませんし、答えづらいだけではなく「この人はどこの企業からの欲しい人材ではなかったんじゃないか」と、あまり良くない印象を与えてしまうことにもなります。

転職の女神 長女 転職の女神 長女

転職活動が長引き履歴書の空白期間が多くなると、どんどん転職には不利になっていきます。

退職後に転職活動をする場合は自己管理を徹底し、短期決戦で勝負しましょう!

③保険や税金などの各種手続きを自分でしなければならない

在職中に転職活動をするメリットの項目でもお話しましたが、在職中に次の転職先を決めてそのまま転職する場合は、健康保険の切り替えや年金、源泉などの手続きは、次の転職先企業が引き継いで行ってくれますが、退職した後に新しい会社に入るまで空白期間が出来ると保険や税金の手続きを自分でしなけらばならなくなります。

仕事をしていない分時間はあるものの、不慣れな手続きを自分で行うのはとっても面倒に感じますよね。

こういったデメリット点があることにも注意しましょう。

転職経験者のみんなはどうした?実際どっちが多いの?

転職サイトとしても有名な「DODA(デューダ)」が転職成功者に実施した調査によると、約8割の人が在職中に転職活動をして内定を獲得しているというデータが出ています。
DODA「転職活動、仕事とどう両立していた?」

やはりほとんどの人は仕事を続けながら転職活動をしているんですね。

また、このような大手の転職サイトでも、離職してから転職活動を行うと、気持ちや金銭的余裕がなくなり転職先の正しい見極めが出来ないことや、企業側からの評価が下がるリスクが書かれています。

リクナビNEXTが転職経験者100人にとった「転職活動は働きながら?辞めてから?」のアンケートでは、実際の体験談が載せられていました。
リクナビNEXT「転職活動をするなら働きながら?辞めてから?」

働きながら転職活動をした人は…
●生活においてお金の心配がないことが最大のメリット(26歳/医薬品・化粧品メーカー)
●キャリアが途絶えなかったことが大きい。(46歳/通信)
●引き止めにあっていて退職するのが難しかったが、転職先を決めてから退職話になったことで、具体的な方向へと話が進められた。(26歳/ソフトウェア)

辞めてから転職活動をした人は…
●時間にゆとりが持てたため、面接の時間が十分に確保できた。(30歳/サービス業)
●自由に時間が使えることで、転職の準備や勉強ができた。(25歳/総合商社)
●収入がなかったため貯金を切り崩すはめになってしまった。(36歳/銀行)
●無給が嫌だったので焦ってしまい、本当に働きたい会社なのかの判断が鈍ってしまった。(36歳/サービス業)

などがありました。

ここまで紹介したメリットとデメリットは、みんな感じていることなんですね。

仕事を辞めないで転職活動、応募先企業からの『印象』はどうなのか?

SE 長男SE 長男

仕事を辞めないで転職活動をする場合、応募先の企業からの印象ってどうなんだろう?

なんだか、「この人今の仕事も辞めてないのにうちの会社に面接に来て…」と白い目で見られたりすることはないの?

ニート 三女ニート 三女

なんだか、中途半端に転職を希望しているような印象になりそうよね。

決意が弱いって思われないか不安だわ。

転職の女神 長女 転職の女神 長女

在職中の転職活動は、確かに応募先企業からのイメージダウンになりかねないか心配だと思います。

ただ、ここまでお話してきてだいたいわかってもらえたように、在職中の転職活動がイメージダウンに繋がることはなく、むしろ『計画性があって、さまざまな事態を予測出来る人、責任感のある人』だと思ってもらえると思うわ。

実際、在職中に転職活動をしてきた人はとても多く、珍しいことでもないですし、家族がいたり責任のある立場の人であれば、「もしかしたら収入が途切れる期間が長引くかもしれない」、「貯金を崩すことになりかねない」など、あらゆる事態を想定していれば、在職中に転職活動をしようと思うのは当然のことです。

もし転職活動が長引いてしまったら、ブランク・空白期間が長くことにもなり、逆に「この人はそういう事態も想定していないまま、前職を退職したのか」や、「計画を立ててから行動するタイプではないのかな」などと思われかねません。

もちろん、パワハラやセクハラなど今すぐ会社を辞めるべき理由がある場合は別ですが、働きながら転職活動をしているからと言って、応募先企業にマイナスイメージを与える心配はありませんし、むしろ退職して無職で転職活動をしているよりも、良いイメージを持ってもらえることもありますので、安心してください。

今勤務している会社にバレる可能性はあるのか?

「転職活動をしていることが今の会社にバレてしまったらどうしよう…」と、在職中に転職活動をする際に多くの人が不安に思うのは、現在の会社に転職活動がばれるのではないかということでしょう。

会社側に従業員の転職活動を止める権利はありませんが、知られると社内での雰囲気や人間関係が悪くなっていく可能性はあります。


実際のところ転職活動が会社にバレるのか?についてですが、履歴書や職務経歴書を会社で作成したり、会社のパソコンで求人を見るなど、あからさまに転職していることがわかるような行動を自分がしない限り、会社にバレることはありません

有給を使って転職活動をする場合は有給を取る理由を申告しなければならないことが多いですが、「転職活動のため」と正直にいう必要はなく、自己都合や私用のため、有給休暇を消化するためなど、嘘ではないけれど抽象的ないい回しをすることで本当の理由をいうのを回避しましょう。

もちろん、なるべくなら転職活動をしていることは同じ職場の人には言わないほうがいいでしょう。

すごく信頼している人なら別ですが、社内での噂はすぐに広まってしまう可能性もあるので、内密に進めたほうが無難だと思います。

そのほか、会社メールアドレスを求人の連絡用や転職サイトの登録に使用しないようにしたり、明らかに面接に行くような服装で会社に出勤しないことにも注意しましょう。

しかも面接日で半休を取っている場合、「いつもスーツじゃないのに、スーツで来て半休で帰る」なんて明らかに怪しいですよね。(笑)

普段の服装との差がありすぎる場合は、面接用のリクルートスーツなどは着替えとして中身がわからないように荷物として持参して、出勤時には通常の業務の服装で行くなど工夫してください。

バレることはほぼないと分かれば、安心して転職活動ができますね。

働きながらの転職活動はやっぱり辛い、難しいと感じる?在職中に転職活動を成功させるコツ!

働きながら転職活動をしていると、応募先企業への面接調整が難しく感じてしまうこともあるかもしれません。

どうしても今の仕事の平日の勤務時間と被ってしまう場合は、有給休暇を取得して上手くスケジュールに組み込むようにしましょう。

転職を決意した時点で、自分に有休が何日残っているのかを確認しましょう。

有休休暇も取るのが難しい場合は、半休(午前有休や午後有休)などでも十分だと思います。

もちろん「仕事が忙しくて休みが取りづらい」という人もいると思いますが、転職サイトDODAの転職成功者への調査によると、「在職中に転職活動のために有給休暇などの休みを取得したか?」という質問には「ある」と回答した人は全体のうち58.8%という結果が出ていました。

わかりやすいようにグラフにしてみました。

転職サイトDODA 「転職活動、仕事とどう両立していた?」

さらに、「転職活動のために休みを取る際、会社や上司にどう理由を伝えたか?」という質問には、「私用」47.4%、「体調不良」26.3%、「家庭の事情」22.4%、「通院」10.8%、「旅行」4.7%、「冠婚葬祭」4.7%、「正直に転職活動で面接」8.2%、「何も言っていない」10.8%という結果が出たそうです。

正直に転職活動で面接に行くと伝えたメンタルもすごいですが、ほとんどの人は何かしら別の理由をつけて休んでいることがわかります。

ちょっと引け目に感じてしまうかもしれませんが、自分の今後の将来のためなのでみんなしっかり有休などを取って転職活動をしているんですね。

在職中の履歴書の書き方は?

在職中であれば、履歴書の職歴欄や本人希望欄にその旨をしっかり記載することで、面接時の面接官とのやり取りや質問にも答えやすくなります。

例えば職歴欄には、在職中の場合は現在勤務している会社名や所属部署の下に、「現在在職中」または「現在に至る」などと記載すると良いでしょう。

次に本人希望欄には、「現在在職中のため、月曜から金曜○時から○時には電話に出ることが出来ませんので、メールでお願い致します」など、自分と連絡を取ることが可能な時間帯、無理な時間帯をしっかり記載しておくと、応募先企業にも親切ですし、勤務中に電話がかかってこないという安心もあるので、自分にとっても都合が良いです。

また、現在の仕事の退職日が決まっている人なら『退職予定日』を記載することも忘れてはいけません。

まだ具体的に退社日が決まっていない場合は、『入社可能日』を記載する必要があり、こちらも具体的に提示できない場合は、「○月以降でご相談させていただきたいです」などと書いておきます。

転職の女神 長女 転職の女神 長女

転職エージェントなどを利用すると、求人を探す時間や応募書類の作成の時間、企業との面接日程の調整やスケジュール管理、採用時の条件交渉などのサポートが受けられるため、在職中で時間に余裕がない忙しい人でも負担が減り、効率的に転職活動が出来ると思います。

また、退職に関する手続きや引き継ぎなどもあると思いますから、次の転職先への採用が決まった時点でなるべく早く「○○までで辞めたい」と退職の意思を伝えて、計画的に進めるとスムーズに退職が出来ると思います。

やはり在職中に転職活動を成功させる1番のコツとして言えるのは、”今の仕事に手を抜かないこと”です。

転職活動で忙しいからと言って今自分が担当している業務があるのにおろそかになってしまったり、明らかに周りから見て「仕事のクオリティが下がった」、「手を抜いているような仕事ぶり」というのは、やっぱり周りからの印象も悪いですし、反感を買いやすく、円満退社が難しくなる可能性もあります。

いくら転職する決意を固く持っていたり、もうすでに次の転職先が決まっていたとしても、今の仕事もしっかりとこなして、自分自身も清々しい気持ちで退職出来るように心がけることが大切です。

自分に合った転職活動を選ぼう!

派遣 次男派遣 次男

在職中でも会社にバレないなら、今すぐ安心して次の仕事を探せるね。
となると、退職してから仕事を探すほうがリスクが多い気がするなぁ。

転職の女神 長女 転職の女神 長女

そうね。せっかく今オススメの求人が出ていても、退職するまで行動を起こさないままだと、そういった求人を逃してしまうことも考えられるわ。

在職中に転職活動への時間がしっかり取れるか不安な人は、転職エージェントなどに登録して、キャリアアドバイザーに仲介してもらうことで、時間が確保しずらい人でも無理のない転職活動ができそうね!

在職中に転職活動をしたいという人でも、どうしても今の会社にいることができず、すぐに退職したいという人もいることでしょう。

在職中も退職後もどちらにもそれぞれメリットとデメリットがあるので、自分の今の状況や考え方に合った方法で転職に挑戦してみてください。

また、どちらを選んだとしても『転職エージェント』のサポートを受けたほうが、履歴書や職務経歴書の添削や面接対策のサポートがあるので、自分1人で転職活動をするよりも選考の合格率は上がると思いますし、精神的・体力的負担も減らすことができると思います。

「本当に理想の転職なんて出来るのか…」と不安に感じている人なら、なおさら転職エージェントを利用するメリットは大きいと思いますよ。

転職エージェントについてはこちらのページ転職エージェントとは?転職活動に利用するメリット&デメリットで紹介しています。