人によっては、「お金が全てじゃない!自分のやりたい仕事がしたい!」という人もいると思いますが、やはりお給料というのは自分の仕事や生活のモチベーションに直結します。

例えばどんなに仕事が忙しくても、それに見合った高収入を得られていれば少しは我慢できたりしますし、年収というのは少なからず仕事を選ぶ上で重要なポイントになると思います。

転職の理由は人それぞれですが、転職を決めた理由の中でも多数派を占めるのは「給与の低さ」によるものがとても多いです。

もちろんお給料は高ければ高いに越したことはないですが、高年収の職業というのはどうしても肉体的にキツかったり、激務だったりするイメージが強いですが、「自分も転職を目指せるような高年収の仕事はないかな?」と、転職先の参考にしたいと考えている人もいるでしょう。

そこでこのページでは、まずは日本人の平均年収を知り、さらには年収400万円以上の職業にはどんな仕事があるか、そして年収の高い職業と年収の低い職業、平均年収の高い企業をランキング形式で紹介していきます。

現在自分の仕事の給料に悩んでいて、年収が高い職種に転職したいと考えている人向けに、転職で年収を上げるコツについてもお話していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!



日本人の平均年収はどれくらい?

派遣 次男派遣 次男

この前同級生と会う機会があって年収の話になったんだけど、同級生なのに年収が全然違って、ちょっとヘコんだよ。

はぁ…いっそのこと働きたくない。

介護士 次女介護士 次女

ちょっとわかるなぁ。
私たち介護士も、同じような年齢でも職種や配属される勤務先によって、結構お給料が違ったりするから…

どうしても周りと比べちゃうのよね。

SE 長男SE 長男

僕も、毎日残業している分と給料がなんだか見合っていない感じがして、みんなの年収ってどれくらいなんだろうって気になる時があるよ。

せめて、平均くらいはもらえてる方だと思うんだけどなぁ。

転職の女神 長女 転職の女神 長女

というわけで、まずは私たち日本人の平均給与について見ておきましょう。



(国税庁民間給与実態統計調査 より)

こちらは2020年現在公開されている最新の統計データになりますが、この平成30年の調査によると、1人あたりの平均給与は441万円で、前年と比べると2.0%増えたそうです。

さらに男女別だと、男性は545万円で前年度よりも2.5%増加、女性は293万円で前年度よりも2.1%増加という結果になっています。

また、正規社員と非正規社員とを分けて見てみると、正規社員の平均給与は504万円で、非正規社員の場合の平均給与は179万円となっており、これを男女別に比較してみると正規社員の男性の平均給与は560万円で、女性は386万円、そして非正規社員の男性の平均給与は236万円で、女性は154万円でした。

過去の平均給与の推移についても統計データが出ており、こんな感じになっていました。


(国税庁民間給与実態統計調査 より)

転職の女神 長女 転職の女神 長女

過去10年間を見ても、だいたいの平均年収は400万円から450万円の間で上下しているものの、だいたいこの範囲が通年の平均給与と言えそうね。

特に昨年の平成30年が、過去10年のうち最も平均給与が高かった年だったのね。

SE 長男SE 長男

なんだか僕が思ったよりも、かなり平均が高くてちょっと凹むなぁ。

あ、でも僕らみたいな若い世代とベテラン社会人とも年収は違うはずだよね。


そこで、年齢別・年代別で平均給与を見てみると、男性の場合は新卒として働き始める年齢から59才までの間は、年齢が高くなるにつれて平均給与も高くなっているのがわかりました。

ただ、60才を過ぎると次第に平均給与は低くなる傾向にあり、男性の平均給与が最も高いピークは55才から59才の階層となっていました。


(国税庁民間給与実態統計調査 より)

ところが女性については、年齢による平均給与の格差はそれほど大きくはなく、働き盛りとも呼べる25才から54才前後まではそれほど年齢による給与差がない結果が出ていました。

転職の女神 長女 転職の女神 長女

このように、一言で平均年収と言っても、正規・非正規、年齢や経験、性別などによって当然変わってくるものですし、企業ごとの給与の規定や査定方法も違うことや、役職などによっても異なりますので、一概にこの年齢でどれくらいの年収があれば妥当!とは言えないわね。

ただ、これらのデータは日本人全体の平均をデータ化したものに変わりはないので、今自分が実際にもらっている給与と比較するに役立つことには変わりありません。

みなさんの給与と比較して、いかがでしたか?


日本人の平均年収については、詳しくはこちらのページ日本人の平均年収は?年齢別・男女別&都道府県別の年収ランキングでお話していますので、そちらも参考にどうぞ。

年収400万以上の職業にはどんなものがある?

転職の女神 長女 転職の女神 長女

ここまで、日本人の平均給与についてあらゆる角度からデータを紹介しましたが、読んでもらってわかるように、過去10年ほどの期間での平均給与はだいたい400万円から450万円ほどとなっています。

ですが、みなさんの中には「平均給与すらもらえていない…」という人も多いはずです。

そこで、この年収400万円以上がもらえる仕事について、まずは考えてみましょう。


年収400万円というのは、例えば年2回、合計4カ月分のボーナスの場合で月の手取りは20万円ほどとなる計算で、ボーナスがない場合は12カ月均等で、手取り約26万7千円となります。

独身で一人暮らしの場合だと、ある程度余裕のある生活ができる水準となる年収だと言えますが、年収400万円を得るには、求人の一番多い20代にとっては少い厳しい額でもあります。

20代全体で年収400万円以上の収入を得ている人の割合は32%ほどとなり、主な職業は金融や広告、IT、コンサル、商社、不動産などとなります。

先程の統計データでもわかるように、30代以上になると年齢や経験なども考慮され、さまざまな仕事において年収400万円は一般的に額になってくるものの、一般的には25歳から29歳になると年収の平均は404万円となり、初めてこの400万円というラインを超えることになります。

もし、20代で年収400万円以上を得たいと考えるならば、積極的に金融やITなど年収の高い企業へのアプローチをかける必要があるでしょう。

転職の女神 長女 転職の女神 長女

ちなみに、私が男女それぞれ100人ずつに「あなたの年収はいくら?」というアンケートをとったところ、「199万円以下」という人が1番多い結果となりました。

調査の中でも、「現在の年収には満足していない」という回答が数多く見られました。


こちらのグラフは男性100人にとったものです。

女性100人にとったアンケートや詳しい内容についてはこちらズバリ!「あなたの年収はいくら?」男女差でこんなに違う!アンケートでわかった年収の傾向とはへ。

つまり、私が独自にとったアンケートにおいても、400万円以上の平均年収を受け取っているのは全体の39%しかなく、やはり年収400万円というボーダーラインを超えるのは簡単ではないということです。

年収の高い仕事ランキング

最初にお話した通り、年収が高いということはその分自分の仕事や生活のモチベーションにも繋がり、生活に余裕が出来るほど贅沢な暮らしが出来ますし、将来的な不安も低くなり、年収が高いことで生じるのはメリットしかないと言えます。

私の知り合いの場合、旦那さんの給与が低いことで常に夫婦喧嘩が絶えず、「給料日が怖い…楽しみじゃない…」と、毎月お金のやりくりにすごく悩んでいる家庭があり、やはりどんな状況においても年収が高い・給料がいいに越したことはないのです。

まずは、現在掲載されている最新のデータとして平成30年度の「業種別の平均給与」を紹介します。


(国税庁民間給与実態統計調査 より)

これを見ると、最も平均給与が高い業種としては「電気・ガス・熱供給・水道業」の759万円、その次に「金融業、保険業」の631万円となっていました。

また東洋経済新報社の会社四季報業界地図(2014年版)によると、1位は総合商社(平均年収1,129万円)、2位コンサル(同1,063万円)、3位メガバンク(同1,004万円)、4位生保・損保(同948万円)、5位放送・新聞・出版(同906万円)、6位通信キャリア(同893万円)、7位石油(同859万円)、8位医薬品(同836万円)9位プラント(同784万円)、10位映画・アニメ・音楽(同764万円)というようになっています。

このランキングは40歳の平均年収に順位付けをしたものですが、1位は総合商社ということで、20代で500~800万円、30代で1,000万円を超える年収が多い傾向です。

海外赴任や全国への転勤なども多く、海外取引の場合は時差の関係で夜中に業務を行うなど、年収が高い分だけの業務が待ち受けたりなど、年収が高い分だけ当然ながら仕事は多忙でハードさを極めるものだと考えられます。

語学を生かして、海外取引など世界を舞台に活躍したいといった場合などは、力を発揮できるでしょう。



上で紹介したデータは2014年のものでしたが、東洋経済オンラインの「最新版!129の職業別年収ランキング」によると、年収が最も高い職業のランキングはこのようになっていました。



(東洋経済オンライン最新版!129の「職業別年収ランキング」より)

やはり最も高い年収なのは、資格が必要であり人の命を扱う医師、次に航空機操縦士であり、その次に大学教授、公認会計士・税理士、弁護士となっていました。

この上位5職業が年収1,000万円を超える仕事でもあります。

やはり高収入な仕事の特徴としては、資格が必要で誰もがなれるものではないものであったりしますが、システムエンジニアなど経験や技術を取得すれば目指すことは不可能ではないような仕事もちらほら見かけますね。

例えばシステムエンジニアの場合は、長期間に渡って人手不足の業界でもあり、求人数もとても多いことから、今からでも転職して目指すことで現実的に見て高収入を狙える職種とも言えるのではないでしょうか。

システムエンジニアについてはこちらシステムエンジニア(SE)の就職と転職!必要な資格、仕事内容、年収、働き方とは?システムエンジニアからのキャリアアップとは?でもお話しています。

女性の場合の年収が高い職種ランキング

女性の場合の高年収ランキングを調べてみると、とらばーゆのデータがありましたのでご紹介します。


(とらばーゆ働く女子のリアルマネー事情:年収のリアルデータより)

これで見ると、1位は特許事務・法律事務、次に助産師・保健師、3位が商品企画、4位がプログラマー・SE・エンジニア・システムコンサルタント、5位が薬剤師となっていました。

やはり資格が必要なものであったり、命に関わる仕事が2位までを占めていますが、商品企画やプログラマー、SEなどは今からでも転職で目指せそうな仕事ですね。

年収の低い仕事ランキング

では反対に、年収の低い仕事についても見てみましょう。

まずはさきほども紹介した、業種別の平均給与についての統計から言いますと、最も平均給与が低い業種としては「宿泊業、飲食サービス業」の251万円という統計が出ていました。


(国税庁民間給与実態統計調査 より)

私が実際にさまざまな求人を見ていても、特に飲食業というのはアルバイトの頃からでも時給は比較的安かったりした印象があります。

みなさんも、求人情報を見ているとだいたい「この仕事は時給が低いな」と感じるような仕事が思いつくのではないでしょうか。

実際に年収の低い仕事をランキングとしては、マイナビ転職「職種別・業種別・年齢別モデル年収平均ランキング2017年」によると…
1位:保育関連業務(平均年収300万円)
●2位:パタンナー・縫製(同300万円)
●3位:美容部員(同305万円)
●4位:イベントコンパニオン・モデル・俳優(同350万円)
●5位:交通・運輸関連職(同364万円)
●6位:理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など(同367万円)
●7位:フォトグラファー(同368万円)
●8位:航空管制官等空輸職(同370万円)
●9位:薬事申請(同370万円)
●10位:ブライダル・冠婚葬祭職(同375万円)
となっていました。

保育士や幼稚園教諭の平均年収は約380万円となっており、1位の保育関連職というのは、保育園・幼稚園の事務管理などと推察されます。

この年収平均は、経験の浅い若手社員からベテランの社員までの平均ですので、そのため若手社員の年収は、ランキングの表記年収からは下がることが想像できます。



ちなみに、よく業務の内容と見合わないといわれている介護職やヘルパーの平均年収は約410万円となっており、意外と年収400万円というラインを越えていることがわかります。

いずれの職種の年収も、あくまで平均ですので会社により、あるいは経験や年齢により差異はありますし、年収が低いといわれている仕事でも、昇格やベースアップなどで年収が増える要素は少なくありません。

自分がやりたい仕事であれば、資格を取得したり他の人と差別化を測ることで年収アップにつなげる努力をしてカバーしましょう。

平均年収の高い企業・会社ランキング

また、平均年収の高い企業・会社についても見てみましょう。

東洋経済新報社の会社四季報春号(2015年2集)によると、1位M&Aキャピタルパートナーズ(平均年収1,947万円)、2位フジ・メディア・ホールディングス(同1,506万円)、3位TBSホールディングス(同1,499万円)、4位朝日放送(同1,479万円)、5位日本テレビホールディングス(同1,454万円)、6位キーエンス(同1,440万円)、7位日本M&Aセンター(同1,412万円)、8位テレビ朝日ホールディングス(同1,395万円)、9位伊藤忠商事(同1,384万円)、10位三菱商事(同1,355万円)という結果となっていました。

1位のM&AキャピタルパートナーズはM&A、つまり企業買収・合併の仲介を主な業務とする企業ですが、従業員は36名、平均年齢は29.9歳という若い世代が支えており、従業員36名の平均年収が2,000万円に迫ります。

10位の中に、テレビメディア企業の多さが際立ち、さらに伊藤忠、三菱商事といった総合商社が続きます。

1位の企業以外の平均年齢は50代、40代が多く、年功序列によって年収が上昇し、平均年収を押し上げています。

ランキングは10位までをご紹介しましたが、11位以下にも平均年収が1,000万円を超える企業が続々続き、総数はなんと53社もあります。

平均年収が1,000万円を超える企業の業種は、金融やIT、コンサル、商社が多く登場します。

こういった業界の知識や経験がある場合はチャレンジするのもよいでしょう。

給料が高いのに人気がない職業は?

これまで見てきたように、年収の高い仕事は総合商社やコンサル、メガバンクなどの金融、テレビなどの放送メディアや通信キャリアなどが多いようです。

転職の女神 長女 転職の女神 長女

こういった業種は年収が高い分、実際の業務は転勤や赴任、深夜労働や時間外業務が多かったりと、ハードな内容が目立っています。

年収が高いのがモチベーションとなったり、好きな仕事だったりするなど仕事が厳しい分意欲をもって働くという前向きな人にはおすすめといえるでしょう。

反面、給与は高いのに人気がないという職業もあります。

例えば産業廃棄物処理場での仕事や食肉処理場など、危険を伴ったりイメージのあまり良くない業種については給料が高いわりには他の業種と比べると成り手が多くなく、人気が低い傾向です。

またパチンコ店などの娯楽系の業種も給料が高いですが、離職率も高く、人気が高いとはいいがたい面があります。

いずれにしても、高い年収、給料を得るには仕事である以上、仕事がハードであったり負荷があったりが普通であると覚悟をする必要があります。

転職の目的は、現状より年収や給料を上げることが大事なポイントであるのは変わりませんが、自分自身のキャリアのステップアップも大事な要素です。

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年収アップのためにも、まずは知識や技能、資格の取得を目指すことがおすすめです。

今努力したことが未来のキャリアと目指す年収の糧となることを確信して転職活動をしてみましょう!



転職で年収アップ&高年収を目指すには?

やはり仕事を決める上ではやりがいや楽しさも大切ですが、給与についても重要視している人はとても多いです。

例えば、エン転職の「転職を考え始めたきっかけ(退職理由)」というアンケートでは、1位の理由は「やりがい・達成感を感じない」ですが、2位には「給料が低かった」という理由が、20代、30代、40代以上全ての年代で多くなっています。


(エン転職第60回 テーマ:「退職の進め方」についてより)

このように、仕事において給料というのは切り離すことが出来ない大切な要素だということがわかります。

どんなに仕事が楽しくても、給料が低く毎日の生活がキツかったら、次第に将来への不安が大きくなってきてしまい、周りの友人と比較してしまうことも多くなってしまいます。

反対に、仕事が大変で忙しくても、「次のお給料日には欲しかったあれを買うぞ!」などと贅沢することができれば、おのずとストレスの解消になったりもするでしょう。

つまり、「給料は全く気にしてないし、年収なんて低くていい」という人は、この世界においてほとんどいないのではないでしょうか。

同じような仕事をしていて同じ時間働いているのに、他の人のほうが給料が良かったら誰もが不満に思いますし、「子供や家族のためにももう少し生活に余裕がほしい」と思うのは当然のことです。

転職においても、「今より給料の高い会社に移りたい」と、転職によって年収アップを目指す人は当然ながら多いわけですから、高年収や年収アップを目指す転職市場でのライバルはとても多いと言えるでしょう。

その中でいかに自分が希望の給料の会社に採用されるかは、もちろんあなた自身のスキルや経験などにもよりますが、転職の成功を左右するのはいかに企業と自分とをマッチさせた売り込みが出来るかなど、ある程度コツを掴んでいる人が有利になります。

例えば、転職経験もあまりなく転職ノウハウもない状態で1人で転職活動をしている人と、『転職エージェント』などプロのサポートを受けて転職活動をしている人、どちらが優位に転職を進められると思いますか?

転職に失敗してしまうと、最悪の場合は前職よりも給料が下がってしまったりするケースもあり、そうならないためにも、転職エージェントなど無料で受けられるサービスを利用するほうが安心して転職活動ができると思いますよ。

転職エージェントについてはこちら転職エージェントとは?使い方や手順、利用するメリット&デメリットやアドバイザーとの面談は?なぜ費用が無料なのか?へ。