転職の理由は人それぞれですが、転職を決めた理由の中でも多数派を占めるのは「給与の悩み」によるものです。
ここでは年収400万円以上の職業や、年収の高い仕事、年収の低い仕事のランキングを紹介します。

仕事が決まったはいいが、こんなはずじゃなかったと後悔しないように、さまざまな仕事の年収の目安を抑えておきましょう。



年収400万以上の職業にはどんなものがある?

派遣 次男派遣 次男

この前同級生と会う機会があって年収の話になったんだけど、同級生なのに年収が全然違って、ちょっとヘコんだよ。

はぁ…いっそのこと働きたくない。

介護士 次女介護士 次女

ちょっとわかるなぁ。
私たち介護士も、同じような年齢でも職種や配属される勤務先によって、結構お給料が違ったりするから…
どうしても周りと比べちゃうのよね。

SE 長男SE 長男

僕も、毎日残業している分と給料がなんだか見合っていない感じがして、みんなの年収ってどれくらいなんだろうって気になる時があるよ。
せめて、平均くらいはもらえてる方だと思うんだけど。

転職の女神 長女 転職の女神 長女

確かに年収は、年齢や経験、職責などによって当然変わってくるものだし、企業ごとの給与の規定や査定方法も違うため、一概にこの年齢でどれくらいの年収があれば妥当!とは言えないわね。

ここでは、日本の給与所得者の平均年収に近い年収400万円を例にとって考えてみましょう。

年収400万円というのは、例えば年2回、合計4カ月分のボーナスの場合で月の手取りは20万円ほどとなる計算です。
ボーナスがない場合は12カ月均等で、手取り約26万7千円となります。

独身で一人暮らしの場合だと、ある程度余裕のある生活ができる水準となる年収だといえます。
ですが年収400万円を得るには、求人の一番多い20代にとっては少々厳しい額のようです。

20代全体で年収400万円以上の収入を得ている人の割合は32%ほどとなり、主な職業は金融や広告、IT、コンサル、商社、不動産などとなります。
29歳になると年収の平均は411万円となり、初めて400万円を超えます(転職サイトDUDA「平均年収ランキング2016」調べ)。

もし、20代で年収400万円以上を得たいと考えるならば、積極的に金融やITなど年収の高い企業へのアプローチをかける必要があるでしょう。
30代以上になると年齢や経験なども考慮され、さまざまな仕事において年収400万円は一般的に額になってきます。

転職の女神 長女 転職の女神 長女

ちなみに、私が男女それぞれ100人ずつに「あなたの年収はいくら?」というアンケートをとったところ、「199万円以下」という人が1番多い結果となりました。
調査の中でも、「現在の年収には満足していない」という回答が数多く見られました。


こちらのグラフは男性100人にとったものです。
女性100人にとったアンケートや詳しい内容についてはこちらズバリ!「あなたの年収はいくら?」男女差でこんなに違う!アンケートでわかった年収の傾向とはへ。

また、日本人の平均年収はこちら日本人の平均年収は?年齢別・男女別&都道府県別の年収ランキングで紹介しています。

年収の高い仕事ランキング

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それでは、年収の高い職業にはどういったものがあるでしょうか。
ランキングでご紹介します!

東洋経済新報社の会社四季報業界地図(2014年版)によると、1位は総合商社(平均年収1,129万円)、2位コンサル(同1,063万円)、3位メガバンク(同1,004万円)、4位生保・損保(同948万円)、5位放送・新聞・出版(同906万円)、6位通信キャリア(同893万円)、7位石油(同859万円)、8位医薬品(同836万円)9位プラント(同784万円)、10位映画・アニメ・音楽(同764万円)というようになっています。

このランキングは40歳の平均年収に順位付けをしたものですが、1位は総合商社ということで、20代で500~800万円、30代で1,000万円を超える年収が多い傾向です。
しかし、年収が高い分だけおのずと仕事は多忙でハードさを極めてきます。

海外赴任や全国への転勤なども多く、海外取引の場合は時差の関係で夜中に業務を行うなど年収が高い分だけの業務が待ち受けます。
語学を生かして、海外取引など世界を舞台に活躍したいといった場合などは、力を発揮できるでしょう。



そのほかコンサルも徹夜や長時間勤務など、その業務は大変厳しいものがあります。
年収が高い仕事はそれなりに厳しい環境であったりしますが、年収の高さがモチベーションになるでしょう。

年収の低い仕事ランキング

逆に年収の低い仕事をランキングは、マイナビ転職「 職種別・業種別・年齢別モデル年収平均ランキング2017年」によると、1位保育関連業務(平均年収300万円)、2位パタンナー・縫製(同300万円)、3位美容部員(同305万円)、4位イベントコンパニオン・モデル・俳優(同350万円)、5位交通・運輸関連職(同364万円)、6位理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など(同367万円)、7位フォトグラファー(同368万円)、8位航空管制官等空輸職(同370万円)、9位薬事申請(同370万円)、10位ブライダル・冠婚葬祭職(同375万円)となっています。

保育士や幼稚園教諭の平均年収は約380万円となっており、1位の保育関連職というのは、保育園・幼稚園の事務管理などと推察されます。

この年収平均は、経験の浅い若手社員からベテランの社員までの平均です。
そのため若手社員の年収は、ランキングの表記年収からは下がることが想像できます。



ちなみに、よく業務の内容と見合わないといわれている介護職やヘルパーの平均年収は約410万円となっています。
いずれの職種の年収も、あくまで平均ですので会社により、あるいは経験や年齢により差異はあります。

年収が低いといわれている仕事でも、昇格やベースアップなどで年収が増える要素は少なくありません。
自分がやりたい仕事であれば、年収アップにつなげる努力でカバーしましょう。

平均年収の高い企業・会社ランキング

また、平均年収の高い企業・会社についても見てみましょう。

東洋経済新報社の会社四季報春号(2015年2集)によると、1位M&Aキャピタルパートナーズ(平均年収1,947万円)、2位フジ・メディア・ホールディングス(同1,506万円)、3位TBSホールディングス(同1,499万円)、4位朝日放送(同1,479万円)、5位日本テレビホールディングス(同1,454万円)、6位キーエンス(同1,440万円)、7位日本M&Aセンター(同1,412万円)、8位テレビ朝日ホールディングス(同1,395万円)、9位伊藤忠商事(同1,384万円)、10位三菱商事(同1,355万円)という結果となっています。

1位のM&AキャピタルパートナーズはM&A、つまり企業買収・合併の仲介を主な業務とする企業ですが、従業員は36名、平均年齢は29.9歳という若い世代が支えています。
従業員36名の平均年収が2,000万円に迫ります。

10位の中に、テレビメディア企業の多さが際立ち、さらに伊藤忠、三菱商事といった総合商社が続きます。
1位の企業以外の平均年齢は50代、40代が多く、年功序列によって年収が上昇し、平均年収を押し上げています。

ランキングは10位までをご紹介しましたが、11位以下にも平均年収が1,000万円を超える企業が続々続き、総数はなんと53社もあります。
平均年収が1,000万円を超える企業の業種は、金融やIT、コンサル、商社が多く登場します。

こういった業界の知識や経験がある場合はチャレンジするのもよいでしょう。

給料が高いのに人気がない職業は?

これまで見てきたように、年収の高い仕事は総合商社やコンサル、メガバンクなどの金融、テレビなどの放送メディアや通信キャリアなどが多いようです。
さらに不動産なども年収が高くなっています。

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こういった業種は年収が高い分、実際の業務は転勤や赴任、深夜労働や時間外業務が多かったりと、ハードな内容が目立っています。
年収が高いのがモチベーションとなったり、好きな仕事だったりするなど仕事が厳しい分意欲をもって働くという前向きな人にはおすすめといえるでしょう。

反面、給与は高いのに人気がないという職業もあります。

例えば産業廃棄物処理場での仕事や食肉処理場など、危険を伴ったりイメージのあまり良くない業種については給料が高いわりには他の業種と比べると成り手が多くなく、人気が低い傾向です。
またパチンコ店などの娯楽系の業種も給料が高いですが、離職率も高く、人気が高いとはいいがたい面があります。

いずれにしても、高い年収、給料を得るには仕事である以上、仕事がハードであったり負荷があったりが普通であると覚悟をする必要があります。

転職の目的は、現状より年収や給料を上げることが大事なポイントであるのは変わりませんが、自分自身のキャリアのステップアップも大事な要素です。

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年収アップのためにも、まずは知識や技能、資格の取得を目指すことがおすすめです。

今努力したことが未来のキャリアと目指す年収の糧となることを確信して転職活動をしてみましょう!