今の仕事を辞めて誰かの役に立ちたいとか、将来性のある仕事で手に職をつけたいと考えている人に人気なのが、介護職への転職です。

家族が介護でお世話になり、介護士の姿を見て自分も目指したいと思ったり、または自分が家族の介護をすることになった経験から、それをきっかけにして仕事として介護職を目指す人もいます。

どの業界でもそうですが、転職は年齢を重ねれば重ねるほど転職はしずらくなったり、難易度が高くなったりしますが、介護業界においては、30代だけではなく50代や60代、70代の方も新たに介護職に転職成功しているケースは珍しくありません。

もともと介護の世界に興味は持っていたものの、今までずっと別の仕事をしてきたことから、「未経験でいきなり介護業界に入って大丈夫かな…」とか、「資格もないのに出来る仕事なんてあるのかな」と思っている人も多いでしょう。

初めての業界で働くとなると、不安や心配はつきものですが、全くの未経験や無資格ともなると、さらに転職は不安で仕方ないと思います。

そこでこのページでは、未経験や無資格で介護職に転職する場合、やっぱり転職は難しいのか、そして未経験・無資格で介護職を始める場合の仕事内容や、どんな違いがあるのかについてお話していきます。

異業種から介護業界への転職は意外と多い?

2025年問題というのをご存じでしょうか?

厚生労働省の推計によれば、2025年には75歳以上の高齢者がおよそ3,500万人に達することがわかっています。

日本の老人の割合は非常に高い水準になることが懸念されており、さまざまなところで高齢化社会に対応するための準備が整えられているのです。

その中心ともいえる介護業界では、施設の準備や制度の見直しなどが急務となっており人員の確保と教育は優先的に行なわれている傾向が高いといえます。

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そのため、未経験や無資格でも採用に応じているところは少なくありません。

まったくの異業種から転職する人もたくさんいます。

介護職に興味があるなら、このタイミングで考えておく方がよいともいえるでしょう。

求人を見ても介護職の割合は多く、中でも「未経験可能」という文字をよく見かけますし、それだけ介護職の需要は増えているのです。

しかし介護職というと「専門性が高いのでは?」とか「初めての介護職は不安が大きい」と感じる人もいるでしょう。

確かに介護のお仕事というのは、利用者の食事や排泄、入浴の介助を行ったり、1つ1つの作業に的確な判断や知識が求められ、責任も伴う職種です。

ですが、どんな仕事でもそうだと思いますがいきなり未経験の無資格で、重い責任を伴うような仕事を割り振られたりはしませんし、資格を持っている人にしか認められていない業務もあり、未経験・無資格でも出来る業務の中で始めることになるので、そこまで不安に思うことはないと思います。

採用した後に、未経験者に向けて研修や技術指導を行っている介護施設はたくさんありますし、もし「自分は本当に未経験で介護をやっていけるのか」と不安になるようであれば、就職・転職前にしっかりと指導を行ってもらえるところを選ぶようにしたり、まずはいきなり正社員希望で入社するのではなく、アルバイトやパートとして働き始めるのもいいでしょう。

また、ある程度介護の仕事内容や大変さを知った上で、実際に働き始めたいという人は、未経験でも受験できる介護の資格を先に取得してみてもいいと思います。

未経験、無資格でも転職のしやすさは◎!働きやすさなどメリットも多い

実のところ、介護職は転職のしやすさではかなりハードルが低く、しかも多くの事業所や介護施設にて未経験や無資格者への採用も積極的に行われています。

実際に介護職へ参入した人のデータを見ると、無資格で介護職を始めた人は48.8%、資格を持っていた人は51.2%というデータとなっていました。

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何よりも特徴的なのは、年齢などの条件も厳しくないということではないでしょうか。



介護職に興味を持ったきっかけによくみられるのは、家族がお世話になったことで自分も貢献したくなったというものです。

長い間家庭に入っていた主婦が、介護職に就くことも珍しいことではありません。

人の役に立つ仕事をしたいと考える人にとって、高齢者とその家族を支える介護職は転職しやすい仕事のひとつに挙げられます。

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介護職の中には、資格を必要とするものはもちろんあります。
しかし、無資格でもできるものが多いというのが魅力的な点でしょう。

未経験でも可能な職種は多いので、まずは転職して働きながら少しずつ経験を積むという人も多くいます。

ただし、未経験の場合であればスタッフが多い施設や機関などを選ぶのがおすすめです。

まったく何も身についていない段階で、いきなりひとりになってしまう場面が出てくるのを避けることができます。

もちろん最低限の研修を設けているところが多く、しっかりと指導してくれるところがほとんどです。

しかし研修があっても、実務になると突発的なことが起こるのも介護職では考えておかなければなりません。

業務中に分からないことが出たときにもすぐに確認できたり、適切な対応を指導してもらえたりする人員がそろっているところを選びましょう。

未経験・無資格でも出来る仕事と、資格がないと出来ない仕事の違い

介護の仕事には、未経験・無資格でもできる仕事と、資格がないとできない仕事があります。

資格がなくても出来る仕事とは、食事や入浴など利用者の体に直接触れて行う介助以外の仕事で、例えば介護福祉士のサポート的業務です。

反対に、資格がなければ出来ない仕事とは、食事や入浴、着替え、排泄など、利用者の体に直接触れて行う「身体介護」などが挙げられます。

よくみなさんが介護の仕事と聞いて想像するような身体介護の仕事は、本来であれば資格がなければ出来ない仕事となっています。

また、訪問介護の仕事の場合、介護職員初任者研修などの資格を持っていなければならず、介護福祉士の場合は介護福祉士の国家資格を取得していなければならなかったり、専門的な知識や技術が求められます。

自分がどんなふうに介護職員として働きたいか?によりますが、有資格者と同じように、どんな仕事も積極的にこなしてキャリアアップしていきたいと考えているのであれば、資格を持っていないと出来ない仕事もあるということを覚えておきましょう。

異業種から介護への転職で、あると有利な資格とは?

介護職は、未経験でも無資格でも転職しやすい仕事です。
しかし、やはり資格があればその分給与に反映されやすいのは確かでしょう。

また求人に応募が殺到した場合でも、資格を有していれば採用されやすくなることは考えられます。

良い条件での転職を期待するなら、資格を取得してから考えるのもいいでしょう。

実際に、財団法人 介護労働安定センターのデータによると、現在介護職として働いている人の中で、無資格の人は全体の4.8%しかいないことがわかっています。

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ということは、無資格で介護業界で働いている人もいるにはいるものの、実際は働きはじめてからであったとしてもみんなが何かしらの資格は持っていることが多いということです。

ということは、未経験、無資格でも転職が可能な介護とは言え、転職時に資格を持っておくに越したことはないということです。

そうはいっても、介護や福祉に関する資格は一定年数の実務経験が必要なものなど、条件を伴うものがあります。

異業種からの転職の場合、介護職は全くの未経験なので、実務経験を必要とするような資格試験を受けることは出来ませんが、経験がなくとも応募できる資格に、「介護職員初任者研修」というものがあります。

「介護職員初任者研修」は以前の「ホームヘルパー2級」に当たるもので、実務経験のない人でも誰でも受験でき、通信教育やスクールへ通うことで取得できます。

ハローワークで利用できる職業訓練でも取ることが可能ですが、地域によって受講できない時期がありますので、自分が学びやすいタイミングや方法をチェックしてみましょう。

未経験でも、まずこの資格を持っていれば資格取得者として就活や転職活動が出来ますし、「介護職員初任者研修」を持っていると、そこからさらに介護福祉士やケアマネージャーなどキャリアアップすることも見込めます。

実際に、先程紹介したデータでも、この介護職員初任者研修の資格を持っている方はとても多いので、それだけ多くの人が取得しやすい資格だということがわかります。

介護職員初任者研修についてはこちらのページ介護職員初任者研修とは?資格は通信で取れる?費用や期間はどれくらい?ホームヘルパー2級との違いでお話しています。



転職して働きながら資格取得を目指せる求人もある

介護職では、多くの施設や機関で人員を確保することに力を入れています。


働きながら目指せる資格取得制度を取り入れているところや、資格取得に向けての教育制度やサポート体制が整っているところもたくさんあります。

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とにかく早めに転職したいという人は、資格取得制度や教育制度がしっかりしているところを選んで、働きながら資格を取るのもおすすめの働き方です♪

未経験や無資格での転職する場合、はじめは給与に反映はされませんが少しずつ成長できる喜びはありますし、現場を知ってから資格を受けるのも、イメージしやすくよい方法といえます。



介護職では人員を少しでも確保したいという本質のほか、資格取得者が多いということは、利用者にとってもそれだけ信頼度が高く安心感があります。

介護業界では、サービスに対するネガティブな印象を避けたいという傾向がみられ、高齢者を預かる上で利用者やその家族からの信頼を得ることは、健全で安定した経営にもつながります。

できるだけ利用者の信頼を得るために、プロとしての教育や資格取得を重視して充実させている求人も増えているので探してみましょう。

介護職に求められるのはどんな人?経験や資格よりも必要とされること

介護職というのは、経験や資格だけでなく年齢に関してもあまりデメリットにならないほど、幅広い世代の人が活躍しやすく、長く働きやすい業界だと言えます。

自分の子供が社会人として完全に自立した後で介護の仕事に就くという人もたくさんいます。

実際のところ、介護業界で働く人の平均年齢としては、訪問介護員は54.3歳、サービス提供責任者は48.9歳、介護職員は45.1歳、看護職員は50.1歳、ケアマネージャーは49.8歳など、他の業界と比べてみてもかなり年齢層が高めなことがわかります。

平均年齢についてはこちら介護業界で働く人の平均年齢、男女比、正規・非正規の割合は?人気の職種と年収、今後のニーズ・将来性はどう?介護職は何歳まで働ける?40代、50代、60代以上の転職は厳しいのか?へ。

介護の仕事というのは、利用者の排泄や入浴などの介助をするというのは大切な仕事であり、社会経験が豊かな年齢が好ましいというだけでなく、人の世話をすることが好きな人が合っているといえます。

利用者とその家族にも接する機会が多い仕事ですし、人に会うのが好きな人や、明るい人が好まれる傾向はあります。



高齢者の方は、自分の状態を上手に説明できない人もみられるので、人の気持ちや考えに気付きやすい人も向いています。

コミュニケーションを取るのがうまい人も介護職には必須といえます。

その一方で忍耐力や柔軟性も必要で、年齢が高い人の場合は、現場で自分よりはるかに若いスタッフから指導されることも少なくありません。

指示や注意に対して、素直に応じられることも重要な条件です。

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介護職は、まったくの異業種からでも転職しやすく、未経験や無資格でも始めやすい仕事といえます。

働きながら資格取得を目指せる求人を選ぶなどして上手にキャリアアップが見込める仕事といえるでしょう。

異業種からの転職で不安な人は、転職エージェントなどの無料サポートを利用するのも成功への近道ですよ!