伝統の街、文化の都として知られている「京都」は、世界中の観光客をとりこにするほど魅力的な土地です。

社会人として他の都道府県で働いていても、京都で情緒を味わいながら暮らしてみたいと思う人は少なくありません。

実際に私、転職の女神も京都は大好きな町の1つで、休みの日になると電車で、新幹線で、車で月に1度ははるばる京都に遊びに行っていたほど、京都の魅力に取り憑かれていた京都ファンの1人なんです。

そんな私の友人には、私よりも京都好きな人がいて、本格的に京都への転職と移住を検討していた結果、結局は移住を辞めた友人もいます。

観光地としては日本の中でも魅力が多い京都も、働く場所・住む場所としてはどうなのか?という点については、別問題になってきますよね。

実際のところ、現在東京など都心部に住んでいたり、あるいは別の地方に住んでいたり、京都で暮らした経験がない人にとっては、京都に移住や転職をして、本当に大丈夫なのかは不安になってしまうところです。

ここでは、京都への移住、転職、UIJターンなどを考えている人向けに、京都の物価や平均年収、家賃など生活に関すること、そして京都で働くときにおすすめの産業や有効求人倍率など転職情報について、そして移住者向け支援制度やおすすめの転職エージェントについて、役立つ情報をまとめてみました。



京都の家賃、物価はどれくらい?

京都への移住を考えたときに知っておかなればならないのは、そこで暮らす生活費や物価でしょう。

生活費の中でも特に大きな出費になりやすい家賃については、賃貸住宅D-roomの調査によると、『6.2万円』となっていました。


(賃貸住宅D-room京都府の家賃相場情報より)

全国的にも家賃や物価が高いと言われている東京都の場合の平均家賃は9.2万円ですので、全体として見ると京都のほうが3万円ほど安いことになります。

さらに京都の家賃相場を間取り別で詳しく見ていくと、1Rから1DKの場合は5.5万円、1LDKから2DKの場合は6.4万円、2LDKから3DKの場合は7.0万円、3LDKから4DKの場合は9.4万円となっていました。

家賃だけで見ると、例えば東京の場合は1Dでも7.1万円が相場になるので、同じ家賃を払っても京都のほうがかなり広い部屋を借りられることになりますね。

京都府の中でも平均家賃相場が特に高いエリアを見てみると、京都市の中で最も平均家賃が高いのは「左京区」で9.4万円、次に「右京区」で7.6万円、3位が「伏見区」で6.7万円、京都市以外で最も高いのは「城陽市」で8.1万円、次に「宇治市」で7.8万円、3位が「八幡市」で6.6万円でした。

これらは特に観光地としても人気のエリアであり、例えば左京区には銀閣寺や南禅寺、平安神宮など有名な名所がいくつもあります。

反対に、京都府の中でも最も平均家賃が安いエリアは、京都市の中では「北区」で6.2万円、京都市以外では「南船市」で4.2万円となっています。

次に物価については、総務省統計局 平成30年の小売物価統計調査によると、全国で物価水準が最も高かったのは東京都で、2位が神奈川県、3位が埼玉県、4位がなんと京都府となっています。


(総務省統計局小売物価統計調査より)

東京都と比べると低いものの、京都の物価が全国で4番目に高いのは少し驚きですね。

また、この先でもお話しますが京都は暑さや寒さが厳しいとも言われており、予想よりも光熱費がかかることが多いです。

夏本番前からクーラーをつけることになったり、暖房もよく使うことになるとそれだけ電気代もかかりますので、出費としてはやや多くなってしまうかもしれません。

家賃は地域によってはそれほど高くはないものの、物価や光熱費については少し出費がかさみそうだと覚えておきましょう。

京都の平均年収はどれくらい?

観光地で有名な京都ですが、最大の繁華街と呼ばれている河原町付近にはオフィスビルも多く見られ会社員でにぎわってもいます。

また販売店が多いのも特徴であり、働き口は決して少なくないといえるでしょう。

転職の女神 長女 転職の女神 長女

厚生労働省発表の「賃金構造基本統計調査」から計算した、2016年度の京都府民の平均年収は494万1,700円でした。

これは都道府県中6番目に高い数字となっています。


また、同調査からは平均年収の推移も少なく、安定した経済状況が見られるといっていいでしょう。

京都にビジネス街としてのイメージがない人間からすれば、意外なほどに京都府民の収入は高い傾向があります。

これはまず、京都全体がさまざまな職種に恵まれていることが原因で、企業だけでなく、北部では漁業、南部では農業が盛んで、専業で従事している人口も少なくありません。

また、単価の高い伝統工芸も変わらぬ人気を維持しているため、働き手の受け口となっています。

大阪や神戸といった関西の都市部へと通勤可能な距離であることも理由のひとつでしょう。

JRや京阪電車などを利用すれば比較的短時間で移動できるため、京都に住居をかまえながら他県に勤めている人もたくさんいます。

特に大阪への通勤手段は、他にも近鉄電車や阪急電車など数多くの沿線が存在しており、京都府民にとって人気の就職先となっています。

交通の便の良さが、京都に留まって働くことを可能にしているのです。



2020年現在最新の京都の平均月収を調べてみると、厚生労働省の統計では京都の平均月収は29万9600円となっており、全国で最も高いのは東京都で38万400円でした。


(厚生労働省平成 30 年賃金構造基本統計調査の概況より)

これによると全国平均は30万6200円で、京都はほぼ全国平均と変わらない給料ということになります。

そのほか、転職サイトdodaの調査によると、2018年9月から2019年8月の1年間にdodaエージェントサービスに登録した人の平均年収データを集計したところ、京都は380万円が平均年収という結果が出ていました。


(doda平均年収ランキング 最新版【都道府県別】より)

さらに京都の男性の場合は430万円、女性は321万円となっており、京都を含む関西全体の平均年収は390万円となっているので、京都はほぼ関西の平均ではあるものの、関西の他の県の中では高い年収とは言えなさそうです。

ちなみに職種別・業種別の平均年収は専門職や企画/管理系、技術(電気/電子/機械)などが高くなっていました。


(doda平均年収ランキング 最新版【都道府県別】より)

どんな仕事をしている人がdodaに登録したのかや、役職の有無や年代によっても平均年収は変わってきますよね。

平均給与については、この先の京都でのおすすめの求人の項目でもお話しています。

京都の有効求人倍率は?

有効求人倍率は、求職者1人に対して何件の求人があるかを示す経済指標の1つで、この数値が1より大きいか小さいかによって、その土地の労働市場の需要供給の状態を知ることができるものです。

京都の有効求人倍率を見てみると、2020年現在最新のデータでは、令和2年1月は『1.55』となっており、33ヶ月連続で1.5倍以上の高水準を維持しており、京都府内の雇用情勢は改善が進んでいると判断できるそうです。


(京都労働局
京都府の雇用失業情勢
より)

京都での就職や転職は、有効求人倍率を見るとそれほど厳しいものではなさそうです。

京都府の最低賃金額

最低賃金とは、正社員のほかパートやアルバイトなどに関係なく、京都で働く全ての労働者に適用される、1時間あたりの最低額のことで、2020年現在の京都府の最低賃金は、令和元年10月1日から時間額『909円』となっています。


(京都府京都府最低賃金のお知らせより)

令和元年9月30日までは、時間額は882円でしたので、約30円ほど高くなっていることになります。

最低賃金が低い土地に暮らすと年収が上がりにくく、生活に苦労することも珍しくありませんが、最低賃金はその地域の経済レベルを理解し、住みやすさを見極めるうえで非常に大切な要素です。

転職の女神 長女 転職の女神 長女

例えば京都府のほかの関西エリアを見てみると、滋賀の最低賃金額は866円、大阪府は964円、兵庫県は899円、奈良県は837円、和歌山県は830円ですので、最低賃金額は関西エリアの中でもかなり高いほうであり、時間額900円を越えているのは関西で京都と大阪のみとなります。


ちなみに全国で最も最低賃金額が高いのはやはり東京都で、1013円となっています。

京都は労働者にとって、全国的に見ても整備された条件下で就労できる土地だといえるでしょう。

2016年12月24日に発効された労働局の調査結果から業種ごとの最低賃金を見比べていくと、輸送用機械器具製造業が889円、金属製品製造業が885円と高い数字を示しています。

製造業は仕事内容がハードな分野だけに、賃金が保証されているのは労働者にとってうれしいメリットですし、それ以前の最低賃金から高くなっているのも見逃せない要素でしょう。

京都府全体で、労働者の待遇に対する高いリテラシーが発揮されていると期待できます。

京都のアルバイト、バイト、パートの平均時給は?

タウンワークによると、京都府のアルバイト、バイト、パートの平均時給は、2020年現在『1024円』となっており、全国平均の1051円よりはやや低い平均時給となっています。


(タウンワーク京都府のアルバイト・バイト・パートの平均時給より)

ちなみに東京都の平均時給は1177円、そのほか同じ関西エリアの大阪は1088円、兵庫は1004円、滋賀は982円、奈良は936円、和歌山は940円となっています。

また、京都府の平均時給を職種別に詳しく見ていくと…
●ファミレス、レストランホールスタッフ…1008円
●ファーストフード…963円
●コンビニ…984円
●レジ…980円
●アパレル…991円
●ガソリンスタンド…1008円
●ホテルスタッフ…1073円
●一般事務…1004円
●看護師、准看護師…1473円
●介護福祉士…1162円
●医療事務…973円
などとなっています。

京都に転職や移住を考えている場合、まだすぐにはやりたい仕事が見つからない人は、とりあえずアルバイトや派遣で働き口を確保する人も多いかもしれませんね。

また、夫婦や家族での移住の場合、女性は結婚や出産、育児などを機に正社員での働き方をやめ、パートで家計を支えるケースもあると思います。

こうした平均時給データも参考になるでしょう。

京都の求人にはどんなものが多い?転職での狙い目の産業は?

転職の女神 長女 転職の女神 長女

京都には大小さまざまな職種の求人がなされており、転職活動者にとっても多彩な選択肢を持てそうです。

中でも京都が力を入れているのは観光業です。


京都は世界中から観光客が集まってくる世界有数の観光都市で、特に京都府市内には観光客向けの事業も数多く存在し、転職者も受け入れています。

観光業界はUターン転職者にもIターン転職者にもおすすめの分野です。

Uターン転職者は、地元への知識や思い入れを観光客誘致にぶつけられるでしょうし、Iターン転職者は、客観的に見える京都の魅力を伝えることが可能です。



観光業界の中でも近年、力を注いでいくだろうと予想されるのが英語関係とWEBです。

もともと京都は英語圏の観光客にも人気でしたが、東京オリンピック開催が近づき、京都にも立ち寄る外国人観光客は激増すると考えられ、外国人向けのガイダンスや広告の整備が急務となっています。

また、現代の観光業界はWEBによるPRと切り離せません。

伝統的な寺社が多い京都はそのぶん、最先端の技術から遅れがちになっているスポットも目立ちます。

SNS世代にも届くようなPRへと切り替えていくために、WEB知識が豊富な人材は重宝されるでしょう。

こちら異業種・異職種への転職は厳しい?未経験の転職、成功の秘訣とポイントでお話していますが、WEB業界は未経験でも転職が歓迎される業界なので、挑戦してみる価値はありそうです。

また、京都は伝統と流行を融合させた実験的な都市としても知られており、観光や都市について研究を行ってきた学者タイプの人も、理論を実践できる場所としてやりがいを見出せるでしょう。

さらにこちらは、各職業において求人募集数と求職者数からの求人倍率を知ることができるもので、令和2年1月分の最新の集計データとなっています。


(京都労働局
求人・求職バランスシート&グラフ
より)

これによると、例えば管理的職業についての求人募集数は122であり、求職者数は77、求人倍率は1.48となっており、求人倍率が1より高くなっているので、管理的職業は比較的転職難易度は低いほうだと予測できます。

同じように見ていくと、そのほか開発技術者の求人倍率は2.53と高い数値であり、かなり転職はしやすい職種だと考えられます。

反対に、製造技術者の場合は求人倍率が0.88で、1を下回っているため転職の難易度はやや高いかもしれません。

このように、それぞれの職種ごとに求人倍率を見ていくと、どんな職種で求人が多く、求人倍率が高く転職がしやすい職種であるか、反対に転職難易度が高い職種であるかの基準になると思います。

京都の中途採用時の給料が高い産業とは

さらに、こちらの京都労働局の公式サイトには、京都での中途採用者の採用時の賃金について、産業別、規模別、年齢別で集計データが掲載されており、こうしたデータをチェックすることで転職での中途採用でどんな産業が狙い目なのかも参考になるでしょう。


(京都労働局中途採用者賃金情報 (四半期毎)より)

これは令和元年の10月から12月期のデータですが、その産業に就いている10代、20代、30代、40代、50代など年齢ごとでの平均月給はいくらもらえているのかを見ることができます。

これを見ると、特に中途採用時の給料が高いのは、「電気・ガス・熱業」、「情報通信業」、「不動産業」、「学術研究」、「教育・学習業」などではないでしょうか。

職業別に見るとやはり「管理的職業」がずば抜けて給与が高くなっています。

京都への転職を考えている場合、新卒での就職ではない限りほとんどの人が中途採用になりますよね。

そうすると、このデータは自分の今の年代でその産業において、中途採用でどれくらいの給料になるのか、イメージがつきやすいデータといえるでしょう。

もちろん京都でおすすめの産業や職種はいろいろとありますが、あなたがこれまでどんな経験やスキルを身に着けてきたのかや、役職によっても採用時の給料は変わってきます。

さらに同じく京都労働局のこちらの「求人募集賃金・求職者希望賃金情報」も参考になるでしょう。


(京都労働局求人募集賃金・求職者希望賃金情報より)

こちらは令和元年の1月のデータで、1ヶ月間の間に受理した求人賃金の平均値と、1ヶ月間の間に新たに求職申込をした人の希望賃金の平均値がわかるもので、常用の正社員だと例えば管理的職業の場合は求人募集賃金の上限平均は265,590円で下限平均は201,971円に対し、求職者の希望賃金は217,659円ということになります。

各職業において、どれくらいの金額で求人募集が出されているのか、さらには京都でその職種を希望している求職者の希望賃金はどれくらいなのかの目安となります。

京都ならでは?ものづくり求人にも力を入れている街

京都で働くのであれば、京都独特の文化に深く関わりたいと考える人も多いでしょう。

それならば、伝統工芸や伝統工業に従事するのもおすすめです。

たとえば、西陣織、丹後ちりめんといった製織の技術は高い評価を得ており、高級品として全国から愛されており、京人形の繊細な造形や清水焼の美しさなども、後世に語り継がれるべきものでしょう。

転職の女神 長女 転職の女神 長女

しかし、こうした伝統工芸には後継者不足という問題も抱えています。

少子化や地域の過疎化などが原因で若者が都会に出ていってしまうため、歴史あるメーカーでも存続の危機に立たされているケースがあります。

やる気のある人であれば、未経験者でも歓迎される余地は十分にあると思います。




また、伝統工芸も昔とは違い、機械化して大量生産する工場が現れるようになりました。

そのため、手作業の職人だけでなく機械を操作したりメンテナンスしたりできるエキスパートも求められるようになっています。

ものづくりの現場で必要なのは作り手だけではなく、営業職や販売員、広告担当者なども必要な人材です。

ものづくりに関わりたくても、特殊技能がないならば、裏方として職人を支える仕事に就いてみるのもいいでしょう。

伝統工芸の現場では、昔ながらの技術を現代に残していくため、若い力や新しい発想が求められており、職場によっては、転職者が受け入れられやすい空気も広がっているでしょう。

この先では、京都らしい仕事に就きたい方におすすめの参考サイトなども紹介しています。

京都府のUIJターン就職情報サイトなどのサポートも充実

京都府では、観光とものづくりという2つの柱を掲げています。

これらの分野に従事することによって、地域に貢献し歴史の一部になったような充実感を味わうことができるでしょう。

ただの京都ファンから京都で働くようになるためには、積極的に求人情報を探してみることをおすすめします。

京都は看板産業の人手を確保するために、UIJターン就職情報サイトも充実しています。

実際、田舎も住み心地のいい京都府では市内から生まれ故郷へと戻ってくる「Jターン」も数多く、地元の就職先ガイドは強い需要があるのです。

京都府のUIJターン就職情報サイトで特徴的なのは、休日や給料などの労働条件だけではなく、仕事のやりがいに根差した情報が多いことです。

京都で働きたいと考える人の多くは、収入以上に地域性を感じられる仕事内容を求めているケースがあります。

そのため、伝統工業や観光地など、京都ならではの仕事を中心に求人をリサーチできるサイトは、転職希望者のニーズに応えているといえるでしょう。

また、農業などに関わってのんびりと暮らしたい人のための、土地ガイドや生活支援情報も満載です。

京都で働くと、お金や出世とは別の人間らしい価値観を取り戻せる可能性が高まります。

転職の女神 長女 転職の女神 長女

より京都の魅力を味わえる転職を成功させるためにも、UIJ就職情報サイトなどを有効利用し、京都らしさがあふれる職場を見つけられるといいですね!



京都への移住や転職を考えている人におすすめの、支援情報などが見られる参考サイトを紹介します。

京都移住計画


京都移住計画

京都移住計画とは、東京などの首都圏から京都にuターンやIターンなど、京都で暮らしたい人向けに、京都移住茶論などコミュニティづくりの手伝いや求人情報、物件紹介などを行っているサイトです。

サイト内では移住者の声やインタビュー、コラムなどが見られたり、おすすめの食やショップなど京都の魅力が知られたり、職住一体相談会などの情報が見られます。

京都専門「京都への移住」を叶える転職サポート コトコト


コトコト

京都へのUターン、Iターン転職を検討している方向けに、転職相談が無料で受けられる転職エージェントです。

京都府UIJターンナビ


京都府UIJターンナビ

他の都道府県に住んでいて、京都府内で働きたい方のUIJターンを無料支援してくれるもので、例えば個別相談やスキルアップ支援、求人提供、イベント情報などを知ることができます。

サイト内にはインタビュー動画などが見られたり、京都府UIJターンの就職相談窓口の京都と東京の案内、そして京都の田舎でくらす空き家・農地情報なども見られるので、仕事とともに住むところも探している人にも参考になりそうです。

京都に移住・転職するメリット&デメリット

月に1度は京都に遊びに行っていた私の目線で、京都に移住や転職をするメリット、そしてデメリットも紹介します。

京都に移住・転職するメリット

京都に移住するメリットとして、多くの人が1番に挙げるのはやはり「魅力的な観光名所が多い」ということでしょう。

やはり京都の町並みの雰囲気、景色、文化遺産などは、日本中を探しても京都にしか感じられない独特のものです。

私は旅行が趣味でさまざまな場所に観光に行きますが、やはり似たような日本風情漂う町はあっても、京都にかなうものではありません。

京都への転職や移住を考えている人の主な理由は、そんな京都ならではの魅力に惹きつけられたからではないでしょうか。

そんな京都が観光地ではなくなり、仕事に行っても京都、仕事から帰っても京都、休みの日も京都だなんて、素敵ですよね。

京都に移住・転職するデメリット

京都に移住するデメリットといいますか、注意点ももちろんあります。

例えば京都は、とにかく夏は暑くて冬は寒い気候にあると言え、それによって電気代がかさむこともあるようです。

確かに私も真夏にも真冬にも京都に行ったことがありますが、夏は東京よりもジリジリとした蒸し暑い感じで、冬は雨の日でもかなり寒かったことを覚えています。

また、京都という町は家賃や物価が高いことや、駐車場代が高いことでも有名です。

もちろん東京よりは低いですが、駅の近くや観光地に近い場所であればあるほど、お値段はびっくりするほど高くなります。

職場によっては、駐車場がないために車通勤を禁止されているところもあり、住む場所によっては家賃も交通費も出費が大きくなることもあるでしょう。

交通面で言うと、特に四条や祇園などは車通りも多く、路上駐車も多いので車の運転に自信がない方は最初は苦労することが多いかもしれません。

京都の町は碁盤目状になっているので、仕組みさえ覚えてしまえばそれほど迷うことはないですが、その代わり中心部でなくとも一方通行が多かったり、ちょっと大通りから脇道に入っただけですごく道が狭くなって苦労したりした経験があります。

もちろん観光地として栄えているところは電車やバスも通っていますが、地域によっては交通の便が良くなく、車を持っていないと不便な立地もあると思います。

交通面で言うと、土日や大型連休ともなるとバスがとにかく混雑していて、バスに乗るために観光客だけで大縦列となり、自分が乗れるまで何本もバスを見送るほど満員状態なことも多かったです。

主に日本人・外国人観光客ばかりでとにかく何をするにも、どこへ行くにも人が多すぎるため、住む場所や勤務先によっては移動がとっても苦労するだろうと思いました。

この辺は、住む前、そして転職先を決める前に、しっかりとリサーチが必要でしょう。

京都はここ数年で本当に観光客が増え、以前は物静かな雰囲気の中で神社やお寺の風情を楽しむ…というのが京都っぽかったですが、最近では観光客で溢れかえっていて京都らしさも薄れつつあるような気がします。

そういった点も視野に入れ、平日や休日、大型連休などの京都をしっかりと知り、納得できた上で移住や転職を決めるようにしましょう。

京都への移住・転職を本気で考えていた友人が、移住を辞めたお話

京都の魅力というのは、本当に他の都道府県にはない京都でしか感じられない良さがあり、私も友人も大好きな町で、私の友人は特に京都がお気に入りで、本気で京都への移住・転職を考えていました。

そんな友人は、結局京都への移住を辞めたんですが、どうして移住を辞めたのか体験談の1つとして紹介したいと思います。

京都への移住・転職を本気で考えていた友人が、移住を辞めたお話

京都は昔から大好きな町で、本気で京都への移住と転職を考え始めたのは20代前半の頃でした。

最初は友人と遊びに行くだけでも満足できていたものの、だんだんと「この町に住みたい」という気持ちが大きくなり、好きな土地で暮らして生活していけるのは素敵だなと思い、それから1人でもよく京都へリサーチしに行くようになりました。

有名な観光地に近いエリアだけではなく、車でいろんな場所をめぐり、本当にこの町に住んでやっていけるのかを考えました。

仕事についても求人雑誌や転職サイトなどでいろいろとチェックしたり、自分の中で本当に京都に住むべきなのか、悩む分だけ何度も何度も数ヶ月、数年に渡り京都に足を運んで十分に悩みました。

ただ、やはり京都に住みたいという気持ちはあるものの、今まで住んでいた都心と比べると、自分のやりたい仕事の求人は見つかりにくく、さらには条件も限られてしまうと感じました。

私にはやりたい仕事がハッキリしていたので、求人も主に希望に合うところを探していましたが、やはり京都で暮らす生活費と、収入、仕事の条件とを総合的に考えると、ただ住みたいというだけで京都に移住するのは、住んでからが大変になるだろうと思い、移住を諦めました。

一人暮らしともなるとやはり1番心配になるのは生活や仕事のことで、今後の自分のキャリアを考えると京都で成功するには難しいと感じ、そんな時に今住んでいる地域でさらに好条件の仕事が見つかり、転職をしたことで収入は以前より増え、さらに余裕を作ったことで、大好きな京都には今後もたくさん遊びに行きたいな、と思っています。

みなさんも、京都に住みたい気持ちだけではなく、京都でどんな仕事がしたいのか、やりたいことは実現できるのかをしっかり考えることをおすすめしますし、移住を決める前に、しっかりと京都に足を運んで判断材料を得ておくといいと思います。

京都への転職でおすすめの転職エージェント

移住に成功したと思えるか、失敗したと感じるかを左右するのは、どんな仕事に転職するかだと思います。

住む場所が変わろうと、周りの環境が変化しようと、どんな土地でも生活の基盤の全ては仕事です。

ましてや人が仕事をする時間は1日の時間のうちの大半を占め、その仕事に満足が出来ていなければ、1日のうちのほとんどの時間が不満な時間となってしまいます。

「京都に住むことさえできればなんでもいい!」というほどの人なら関係ないかもしれませんが、結局のところ最初はそう思えても、だんだんと生活していくうちに悩みや不満が出てきてしまうと思います。

例えば休日に「京都らしいことがしたい」、「観光など遊びに行きたい」と思っても、仕事を重要視しなかったせいで給料がかなり下がり、金銭的に余裕がなくなれば娯楽に使えるお金も当然ながら減りますし、思っていたような華やかな生活は出来ず、”本当にただ京都に住んでいるだけ”という感じになってしまいます。

都心部からの転職などで多少給料が下がるのは仕方がないですが、あまりにも許容範囲を越えてしまうと、生活が困難になる可能性があります。

まずは京都で本当にやりたい仕事があるのか、今後のキャリアプランは京都でも実現することなのか?などを考えてみましょう。

また、転職エージェントなどをしっかりと利用し、転職に失敗しないよう活用できるものは最大限活用しましょう。

京都への転職でおすすめの転職エージェントは、「リクルートエージェント」や「dodaエージェントサービス」です。

リクルートエージェントは転職成功実績No.1、さらには東京本社をはじめ東北、関東、中部、関西、九州、四国など全国に拠点があり、関西では京都にもしっかりと支店があるので、その土地に精通した求人の紹介やサポートが受けられると思います。

京都の求人数もとても多く保有しており、業界でもトップクラスの求人数でしょう。

リクルートエージェントの解説はこちらへ。

次にdodaエージェントサービスは、転職者満足度No.1が売りで、東京拠点のほか京都にもオフィスがあるので、他の地域からの転職でもサポートが受けやすいと思います。

こちらも他のエージェントと比較しても京都の求人数は多い方だでしょう。

dodaエージェントサービスについての解説はこちらへ。