介護支援専門員(ケアマネージャー)は、介護保険を利用する人と介護保険サービスをつなぐ役割をもっている重要な存在です。
その仕事内容や給与などの待遇面、活躍できる職場について見ていきます。

そして、ケアマネージャーに転職する時に気をつけたいポイントについても、しっかりお教えしましょう。
介護業界での就職を考える時の足掛かりにしてみてください。



介護支援専門員(ケアマネージャー)になるには?必要な資格は?

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介護支援専門員(ケアマネージャー)になるためには、医師・看護師・社会福祉士・介護福祉士などの実務経験が5年以上かつ900日以上の勤務日数であることが必要です。

さらに「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格し、介護支援専門員実務研修の課程を修了することでケアマネージャーとなることができます。

介護士 次女介護士 次女

私もいつか、ケアマネージャーになれたらなぁ。
簡単になれるものではないからこそ、頑張り甲斐があるよね。

私も今後のために、資格などについて詳しく知りたいな。

介護支援専門員実務研修受講試験の合格率は、平成27年10月に実施された試験で15.6%となっています。
第1回(平成10年度)の試験では合格率が44.1%であったものの、介護サービスへの需要の高まりによって、年々試験の難易度が高まる傾向にあります。

なお第1回からの合格者数は約70万人程度となっており、全国のあらゆる地域で活躍をしています。
介護支援専門員の合格者を職種別に見ていくと、約4割が「介護福祉士」となっています。

次に多いのが「看護師、准看護師」で2割程度、3番目が「相談援助業務従事者・介護等業務従事者」で1割程度となっています。
介護支援専門員の仕事は、「介護福祉士」 「看護師、准看護師」の資格を保有している人で全体の7割近くを占めていることになります。

したがって、介護業界だけではなく、保健医療や福祉の現場でも求められている資格ということになります。

介護福祉士についてはこちら介護士と介護福祉士とは?違いと必要な資格、仕事内容、給料について

介護支援専門員(ケアマネージャー)の仕事内容

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憧れのケアマネージャー!
具体的にはどんな仕事をするのかな?

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介護支援専門員(ケアマネージャー)の仕事内容は、介護にかかわる分野で広範囲にわたりますが、主だったものとして「利用者やその家族の相談業務」「ケアプランの作成業務」「要介護認定の書類作成を代行する業務」などがあげられるわ。

ケアマネージャーの仕事は、介護サービスを受けたいという利用者の相談から始まります。
依頼はご本人や家族、地域包括支援センターなどから連絡がきます。

最初の面談では、ケアマネージャーの役割を説明し、利用者や家族の要望や悩みを汲み取っていきます。
適切なサービスを行うために、かかりつけの病院との連携やすでに介護サービスを利用している場合には、主治医や他の事業所から情報を入手することも必要です。

また、関係者が集まって支援の方法や意見交換をする「サービス担当者会議」をセッティングするのも、ケアマネージャーの役割となっています。

「新規で介護サービスを利用したい」「病気を患ってしまい、これまでよりも介護に手がかかるようになった」といった場合には、自治体に対して要介護認定の手続きが必要となってきます。
要介護認定を受けることによって、介護保険からの給付を受けられるようになります。

ただ、利用者や家族が書類を作るには専門的な知識が必要となるため、書類作成を代行するのもケアマネージャーの役割です。



ケアプランの作成業務は、どの介護サービスを利用するかといったことを取りまとめたプランのことです。
利用者や家族の要望や状況に合わせて、必要な支援を考えていきます。

ケアプランの作成は、ケアマネージャーの業務の中で中核的な仕事だといえます。
利用者だけではなく、介護サービスを行う事業所にも配布されるものであるため、分かりやすく丁寧に取りまとめていく必要があります。

利用者や家族にプランを確認してもらい、同意が得られればサインと捺印をもらいます。
ケアマネージャーは利用者の意向を尊重しつつ、どの事業者を選定するのか決めていきます。

介護支援専門員ケアマネージャー)の平均給与・年収は?

平成25年度賃金構造基本統計調査(厚生労働省)の結果によると、ケアマネージャーとして勤務している人の平均年齢は47.5歳であり、勤続年数は8.3年となっています。
この場合の毎月の平均給与は258,900円、平均年収は3,665,600円となっています。

ケアマネージャーとして8年ぐらいの経験がある人は、25~26万円の給与が平均となります。
事業所の規模や勤務する地域などによっても変化はあるものの、経験を重ねていくことによって、福祉系の職業の中では高い部類に入るといえるでしょう。

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ケアマネージャーの仕事は女性の割合が圧倒的に高く、女性の仕事としては他の業界と比べてもかなりの高めの収入だといえます。

高い収入であるため、それだけ担う業務も広範囲にわたりますが、多くの人から頼りにされるやりがいのある仕事だといえます!

ケアマネージャーが活躍出来る職場は?

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ケアマネージャーが活躍できる職場は、在宅介護を必要とする方のケアプラン作成や支援を行う「居宅介護支援事業所」か、特別養護老人ホームなどの介護施設で働く場合とに分かれます。

それぞれの職場で行なう業務にそれほど差はありませんが、職場ごとの仕事内容の違いについて見ていきましょう!

  • 居宅介護支援事業所で働く場合には、「居宅ケアマネ」と呼ばれています。

訪問介護の依頼やケアプラン作成、デイサービスなどの通所介護の紹介といった業務を担い、サービス事業者との連絡や調整を担当します。

初めてケアマネージャーとして働く場合には、大規模な事業所で働くことを考えてみるといいでしょう。
他のケアマネージャーから学ぶことができるため、安心してスキルを磨いていくことができます。
また、小規模な事業所はケアマネージャーが少ないため、アットホームな雰囲気で働けるといった特徴があります。

デイサービスについてはこちらケアハウス、小規模多機能型居宅介護、ショートステイ、デイサービス(通所介護)などの仕事内容と特徴は?

  • 特別養護老人ホームなどの介護施設で働くケアマネージャーを「施設ケアマネ」と呼びます。

入所者のケアプランの作成がメインの業務となります。

居宅ケアマネと違って、訪問介護の依頼や通所介護の紹介といった業務は必要ありません。
ただ、居宅ケアマネと違って利用者の送迎や施設行事への参加など、ケアマネジメント以外の業務を受け持つこともあることを念頭に置いておきましょう。

特別養護老人ホームについてはこちら有料老人ホーム、特養、老健、グループホーム、サ高住など働く場所の種類と特徴!仕事内容は?

ケアマネージャーの転職で注意することとは?

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ケアマネージャーは多くの介護現場で必要とされる職業であるため、転職に関してはそれほど苦労をすることはありません

選り好みをしなければ、仕事が見つからないといったことはほとんどないため、今の職場を変えたいと思った時には決断がつきやすいでしょう。

特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・介護付き有料老人ホーム・小規模多機能事業所・グループホームなど多くの場所で求められているため、自分に合った働き方ができるのが魅力だといえます。

介護士のように勤務時間が不規則といったこともないため、年齢を重ねても続けていくことができます。
経験を重ねることで、よりきめ細やかな相談業務を行うことができるため、いくつになってもやりがいを感じられるでしょう。



ただ、ケアマネージャーに転職をするデメリットもあります。

  • 1つは、高収入でどこからも引く手あまたな職種であるため、地域によっては供給過多になってしまっている部分もあります。

介護士として経験を積んでケアマネージャーになった人でも、どこも人手が足りているため、これまで通りで働かざるを得なかったという場面もあるでしょう。

  • 他には、介護士とケアマネージャーを兼任する働き方の場合です。

介護業務をこなしながら、ケアマネージャーとして広範囲の仕事をするのは、自ずと激務となってしまいがちです。

したがって、専任のケアマネージャーとして働ける職場を見つけ出すのが、転職をする際のポイントとなります。
自分に合った職場を見つければ、長く勤められる仕事ですので、転職を考える上での1つのきっかけにしてみてください。

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ケアマネージャーの仕事は利用者や介護の現場で関わる人から頼りにされる存在だといえます。

仕事内容は幅広くもありますが、それだけ多くの人とふれあえる機会があり、やりがいを感じられる仕事なのです♪