どんなに仕事が好きだとしても、会社の方針と自分の考え方が合わなければ、辛いと感じることはごく当たり前のことです。
しかし、会社を辞めたいという言葉が一瞬頭の中によぎったとしても、もしかしたら悩んでいるのは自分だけかもしれないと、さらに頭を悩ませてしまってはいませんか?

そこで今回は、多くの人が抱いた4つの退社理由を紹介していきます。
共感できるものがあるかもしれません。

①給料が正当に支払われていない!サービス残業と休日出勤が当たり前

転職の女神 長女 転職の女神 長女

私が男女100人に「今の仕事の残業時間は?」とアンケートをとったところ、最も多かったのは「0時間」という回答でした。

理由としては、「残業があっても断っている」、「残業がしたくなくて努力している」などがありましたが、実際に残業に悩んでいる人がいるのは事実ですし、残業時間だけではなく残業代について悩みを抱えている人も多いのです。


このアンケートはこちら「みんなはどれくらい仕事をしている?」残業時間について実態を調査しました!へ。

労働者は労働を対価に賃金を得ています。
労働に対して正当な額の賃金を得られないのであれば、働く意味はほとんどありません。

退社を決断するにはそれ相応の理由が必要となりますが、そのひとつには給料や残業代の未払いが挙げられます。



たとえ今の仕事が好きだったとしても給料が支払われないのであれば、独立してほとんど儲からなくても好きな仕事で食べていくのとあまり変わりはないといえます。
むしろ自営業の方が成功するチャンスがある分、給料未払いの会社に勤めるよりはましでしょう。

給料は生活を支える基盤となるだけではなく、仕事に対するモチベーション向上にもつながります。
従業員の働く意欲を削ぐようなことをする会社には、極力在籍しない方が良いでしょう。

また、長時間残業や休日出勤の強要も、会社に退職届けを出すべき理由となります。
こちらは給料の話だけではなく、心身の健康にも関わってきます。

月に休みがほとんどない場合や、毎月の残業時間が100時間を超える場合は、身体的にも精神的にも大きなストレスとなります。
超長時間労働は過労死やうつ病の原因にもなるため、自分の健康やこれからの人生をまず守ることを考えることが必要です。

うつ病についてはこちら仕事辞めたい…無理してうつ病(鬱)に?症状とチェック。退職・転職するべき?傷病手当金とは



さらに悪いのがサービス残業の強要です。
長時間の残業を強いるのにその対価は支払わないということは、従業員を傷つけるだけです。
会社と掛け合って改善が試みられなければ、労働基準監督署や弁護士を利用することも検討すべき事案です。

給料を正当に支払わなかったり、超長時間労働を強いたりする会社に労働力を提供する意味はありません。
このような状況に置かれた場合は、迷わずに退職届けを出すべきでしょう。

②尊敬出来る上司や先輩がいない

退社したいという気持ちを止めるのは、給料や待遇の良さだけではありません。
「人」の存在もまた、その会社にいたいと思う理由となります。

今勤めている会社で尊敬していたり信頼していたりする上司や先輩がいるケースでは、まだ会社で働く希望や意欲が残っている場合があります。
上司や先輩は自分と同じような状況下で働いており、自分の将来を連想させる身近なモデルといえます。
上司や先輩が明るくバリバリと仕事をこなしているのなら、自分も頑張ろうという気になることでしょう。



また、尊敬できる上司や先輩がいるだけで、仕事や会社に対する不満やストレスが薄らぐことがあります。
仕事をフォローしてくれたり相談に乗ってくれたりするため、仕事上の心身的な負担が軽減されます。

しかし、尊敬できる上司や先輩が社内にひとりもいないのなら、逆にできるだけ早く退社した方が良いかもしれません。
特に仕事に対して無関心で仕事を部下に押し付ける上司や、仕事の失敗をあなたに押し付ける先輩などがいる場合は、その職場にいる意味を見出すことは難しいです。

誰も尊敬できる人がいない会社では、働く目標がないのとほとんど同じことを意味します。
ゴールがどこだかわからないマラソンをしているようなもので、ただ不安で体力と精神力が奪われていくことでしょう。

一度社内で尊敬できる人物がいないかを探してみて見つからなかったら、退職届を提出するのを考えてみても良いでしょう。

③パワハラや嫌がらせなど人間関係が悪く精神的に辛い環境

退社したいと感じる理由で最も多いのが、実は人間関係です。
2人以上の人がいる職場では必ず発生する問題で、避けて通ることは難しいです。

人間関係の問題といってもさまざまなものがありますが、とりわけ退社を決断するほど大きな理由になるのは、パワハラやセクハラなどのハラスメント(嫌がらせ)行為といえるでしょう。



ハラスメント行為は、それがハラスメントだとは知らずに行っている場合と、知っていて行われている場合があります。
もしも上司や同僚、部下などから無意識のハラスメント行為を受けた場合は、退社ではなく上層部や人事部に相談して注意をしてもらうことで改選される場合があります。

ハラスメントは社会的に関心が高い問題であり、熱心に対策に取り組んでいる会社は多いです。
しかし、意識的にハラスメントを行っている人がいる場合や、会社がハラスメント行為に対して無関心である場合などは、退社の決断をしても不思議ではないケースです。

わかっていてパワハラやセクハラを行い、それを証拠が残らないようにうまく隠すような人がいる職場は、その場にいるだけでストレスを感じたり気力が奪われたりしていくことでしょう。

パワハラについてはこちら上司のパワハラが嫌で仕事を辞めたい人がするべき対処法と対策、セクハラについてはこちらセクハラが原因で仕事を辞めたい…具体例と対処法・解決方法でもお話しています。

もっと悪いのは、会社がハラスメント問題をもみ消そうとしたり被害者を解雇したりといったケースです。
このようなことをする会社には、1秒たりとも働いて貢献する必要はないので、労働基準監督署や弁護士に相談しつつ、退職願を出してください。

第三者に圧力をかけてもらい会社都合の退職にすることで、有利に転職活動をすることが可能となります。

会社都合がなにかについてはこちら転職の際の退職届と退職願、辞表の違いと注意すること&自己都合退社と会社都合退社の違いへ。

④会社の経営状態が悪い、会社の将来が不安

会社を辞めた人の多くが、なぜ辞めたのかと問われたときに答える理由として、会社の将来が不安という答えを挙げています。
極端なワンマン経営をしているところや、経営状態が悪化している会社では、今はまだ良くても1年後はどうなっているかはわかりません。



この会社に勤め続けて良いのか不安になるのは当然のことといえます。
経営に関する不備な点を労働者側からの視点で明らかなことでも、経営陣は理解していないこともあります。

しかし、会社の経営に対しては、労働者側から意見するのは難しいです。
そのため、経営陣が無能な会社には、長く居続ければ居続けるほど自分が不利益になると心配するのは当たり前のことです。

労働者にとって、会社の将来は自分の将来と似ています。
会社が不安定であれば、自分の将来も安定的とはいえません。
今の会社にいるのが不安であれば在籍中に転職活動をして、次の仕事場を見つけた方が良いでしょう。

会社の辞め時はいつ?ボーナスや有給、社会保険料との関係

会社を辞めたいと思っても、感情的になってその場で退職願いを叩きつけるのはおすすめできません。
なぜなら、ボーナスや有給などもらえたり使えたりするものは権利として行使した方が良いからです。

会社の辞めどきは、ボーナスをもらった直後がベストです。
ボーナスの支給時期は一般的に6〜7月と12月の年に2回です。
ボーナスをもらった当日に今の会社を辞めて転職先で働き始めないと、転職先でのボーナスの額が減る可能性があります。

有給もまた、退社前に消化しておきたい労働者の権利です。
有給がたまっている人は退社前に一気に消化し、長期休暇を作るのも良いでしょう。



もうひとつ忘れがちだけど覚えておきたいことは保険料です。
月末に退職すると、その月の給料から前月と当月の2つの月の保険料が引かれます。

しかし、月の最終日より1日早く退職すると前月の保険料が引かれるだけで、当月のものは引かれなくて済みます。
たった1日退社する日を前にずらすだけで、数万円分の社会保険料が手元に残るので、ぜひ参考にしてください。

転職におすすめの時期についてはこちら転職に有利な時期やタイミングは?何月がオススメ?企業の積極採用も関係?も参考にどうぞ。

派遣 次男派遣 次男

この先将来ずっと続けられるような会社に巡り会いたいものだなぁ。
僕はそういう会社がまだ見つかっていないから、ずっと派遣のままここまで来たけど…。
将来のことを考えると、早く僕も転職先を探さなきゃって思うよ。

転職の女神 長女 転職の女神 長女

仕事って、私たちが生活に使っている時間のかなりの部分を占めるからこそ、将来だけでなく気持ちや生活も左右されかねないものね。
特に今回挙げたような4つの項目は、自分の努力次第でどうにかなる問題ではないから、ある程度のラインで見切りをつけることも大切なのかもしれないわ。

ニート 三女ニート 三女

「こんな会社は早く辞めたい!」ってところはみんなそれぞれあるものなのね。

転職の女神 長女 転職の女神 長女

そうね…残念だけど。
私が調べた中で、みんなが辞めたくなる会社の特徴と、ブラック企業とも疑われる特徴をまとめてみたから、参考にして♪



転職の女神 長女 転職の女神 長女

退社は自分の健康や将来を守るために、決断すべきときがあります。
状況や待遇が改善できそうな場合は自分なりに対処することも大切ですが、退社することでその後の将来を良い方向に変えられることも。
今の会社が全て!と思わないで、一歩踏み出すことも大切ですね。