あなたは、「会社を辞めたい」という言葉が、1日に何回頭をよぎりますか?

毎日朝起きた時、家を出る時、会社に着いた時、昼食の時間、上司に呼ばれた時などなど…。
あるいは、もう毎日毎日常にそのフレーズが頭から離れない人もいると思います。

しかし、会社を辞めたいと思えば思うほど、会社にいる時間は苦痛になってきますし、そう思いながら仕事をしていても良い成果が出せるはずもなく、しなくてもいいミスをしてしまったりして、なんだか悪循環のサイクルにはまってしまうことも…。

たとえブラックな企業だとしても、自分の収入がなくなってしまうのは誰もが不安に思いますし、「退職して次再就職出来なかったらどうしよう」などと考えると、「仕事を辞めたいと思いつつもずっと悩み続けて判断が出来ない」という人はとても多いんです。

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会社を辞めたいとは思うけど、『辞めるべきかどうか』というのは別問題だよね。

実際、そこの判断が出来ないまま1人で悩んじゃって…。

会社を辞めてもいいのかどうかって、どうやって見極めたらいいんだろう?

「会社を辞めるべきなのか」、「会社を辞めない方がいいのか」というのは、もちろんその人それぞれのパターンや立場、ケースによって異なります。

そこで今回は、あなたが会社を辞めるべきか、辞めないほうがいいのかを判断するための見極めポイントとその理由などについて解説していきますので、一度今の自分の状況に当てはめて考えてみてください。

「またそのうち答えが出るまで考えればいいや…」と思っていると、今より状況が悪化することもありますので、そうならないためにも早めのチェックをオススメします。

みんなが「会社を辞めたい」と考える理由はこれ。

今では、ツイッターなどSNSでも毎日のように「会社辞めたい」というつぶやきを多く見かけますし、本当の意味で心から納得して楽しく毎日仕事が出来ている人よりも、みんなそれぞれ会社や仕事に悩みながら生きている人のほうが多いのかもしれませんね。

まずは、毎日自分の仕事のあり方や続け方について悩みながらも、今日も仕事に行って疲れきって家に帰る自分を褒めてあげましょう。

今日も1日頑張った自分を認め、ちょっと深呼吸してからこの記事を読んでくださいね。

「仕事を辞めたい」、「会社辞めたい」と思うことは、何も珍しいことでも恥ずかしいことでもなく、私が男女100人にとったアンケートによると、全体の7割の人が「今の仕事を辞めたいと思ったことはある」と回答しました。


人生の大きな分岐点!「現在の仕事を辞めたいと思ったことはある?」実態アンケート

多くの人が「会社を辞めたい」と思ったことがあるのがわかった上で、みんなは『どんな理由で会社を辞めた』のでしょうか?

リクナビNEXTの調査によると、「上司、経営者と合わない」、「労働時間、環境が不満」、「同僚、先輩、後輩とうまくいかなかった」、「給与が低かった」などの理由が最も多い結果となっていました。
リクナビNEXT「転職理由と退職理由の本音ランキングBest10」

やはり、退職理由として多いのは”人間関係によるもの”、”労働条件、給料によるもの”が多いんです。

今見ているあなたも、「そうそう、これが原因で悩んでいるんだよね…」とうなずいているかもしれませんね。

「こんな会社は辞めてもいい」5つの判断ポイント

しかし最初にお話した通り、「辞めたい」と思うのと”辞めてもいいのかどうか”という話は別問題であり、みんな誰もが判断の仕方や見極わめ方については悩むところです。

やはり辞めてしまった後で「辞めなければよかった!」ということになるのは嫌ですし、後悔したくない気持ちはみんな同じですよね。

では、どんなケースなら”その会社は辞めてもいい、辞めるべきだ”と言えるのでしょうか?

みなさんは、自分に当てはまるかどうかチェックしながら読んでいってくださいね。

①給料が正当に支払われていない!サービス残業と休日出勤が当たり前

当然ながら私たち労働者は、働くことの対価として賃金を得ていますが、『給料』というのは生活を支える基盤となるだけではなく、仕事に対するモチベーションの向上にもつながる大切なものです。

しかし、労働に対して正当な額の賃金を得られないのであれば、働く意味はほとんどありません。

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「お金が全てじゃない」と言いたいところですが、やはりお金の問題は生活に直接影響する問題のため、「仕事にやりがいがあればお金なんて関係ない」など理想的な話はしていられないのが現実ですよね。

一生懸命毎日仕事をしているのに、それに見合った金額だと思えない給料しかもらえていないケースや、残業ばかりで労働時間はとても長いのに、ほぼサービス残業で残業代など正当に受け取れるはずのお金が支払われないケースは、迷わず会社を辞めるべきでしょう。

誰もが、自分の頑張りに対して正当に評価してもらえないのは辛いことですし、勤務時間や残業時間に対して給料が見合っていないのは、この先一体なにを糧にして耐えていけばいいのかわからなくなるのも当然のことです。

例えば2019年現在、厚生労働省が公開している最新の「平成30年度地域別最低賃金改定状況」では、その都道府県において最低賃金がいくらに設定されているのかを知ることが出来ます。

これで見ると東京都の最低賃金は時給985円であり、自分の手取り給料と勤務時間などからおおよその今の自分の時給額を計算してみて、この最低賃金の金額に近い、または1000円前後でそれほど変わらないのであれば、それはあなたが正社員でありながらアルバイトの収入とそれほど変わりがないということです。
厚生労働省「平成30年度地域別最低賃金改定状況」

”最低”賃金でこの金額ですから、アルバイトでさえそもそも最低賃金以上の時給がもらえる仕事はたくさんありますし、自分の大切な人生の時間を削っていることと身体的な負担や精神的な苦痛を考えると、あなたは果たして妥当だと思える給料がもらえていますか?

また、もし今の職場で自分よりも先に入社している先輩で、気軽に話せる人がいるならば、「先輩って、給料っていくらくらいもらえてるんですか?今転職で悩んでいるので参考にさせてもらいたいんですが」と、給料額を聞いてみるといいでしょう。

もしその先輩がとても仕事を頑張っている人で勤務年数が5年だとすると、あなたもその会社でとても仕事を頑張って働いて5年後にもらえる給料がいくらくらいになるのか、昇給の目安にすることができます。

その先輩の人が会社に尽くして頑張っている人ならなおさら、”頑張っている社員への会社の評価がどの程度なのか”を判断することができますよね。

「あんなにいつも頑張っている先輩なのに、5年経ってもその金額しかもらえないんだ」と思うような給料なら、昇給や昇格のチャンスが十分に与えられていないことと同じで、今の会社で働き続ける意味は全くありません

たとえ今の仕事が好きだったとしても、正当な給料が支払われないのであれば、独立してもし仮にほとんど利益が出ないとしても好きな仕事で食べていくのとあまり変わりはないと言えますし、むしろ自営業の方が成功するチャンスがある分、給料未払いや正当な給料を支払わない今の会社に勤めるよりはマシだと考える人もいます。



また、長時間残業や休日出勤の強要なども、今の会社を辞めるべきケースです。
こちらは単に給料の話だけではなく、心身の健康にも関わってくる大きな問題です。

月に休みがほとんどない場合や、毎月の残業時間が80時間を超える場合は過労死認定ラインを超える可能性もあり、身体的にも精神的にも大きなストレスとなり、場合によっては超長時間労働は『過労死』や『うつ病』の原因にもなるため、自分の健康やこれからの人生を守ることを第一に考えることが大切です。

うつ病についてはこちら仕事辞めたい…無理してうつ病(鬱)に?症状とチェック。退職・転職するべき?傷病手当金とは

転職の女神 長女 転職の女神 長女

私が男女100人に「今の仕事の残業時間は?」とアンケートをとったところ、最も多かったのは「0時間」という回答でした。

理由としては、「残業があっても断っている」、「残業がしたくなくて努力している」などがありましたが、実際に残業に悩んでいる人がいるのは事実で、残業時間だけではなく残業代について悩みを抱えている人も多いのです。


このアンケートはこちら「みんなはどれくらい仕事をしている?」残業時間について実態を調査しました!へ。

もしこのアンケート結果を見て、「え、みんなこんなに残業してないの?こんなに働いてるの私だけ?!」と感じたのであれば、残業時間が負担になっていると言えると思います。

残業時間とあわせて、有給休暇がしっかり希望通りに取得できなかったり、「こんな忙しい時期に休みなんて何を考えているんだ?」などと言われ長期休暇などを取れなくさせるような会社の暗黙ルールなどがあるのも問題です。

本当に心が疲れきってしまってからでは遅いです。

「もう限界かも」と思っているなら、早めに行動を起こす必要があります。

②尊敬出来る上司や先輩がいない

「仕事を辞めたい」、「仕事を続けたい」という気持ちを左右するのは給料や待遇だけではなく、”一緒に働く人”の存在も大きく関係してきます。

今勤めている会社で尊敬していたり信頼していたりする上司や先輩がいる場合は、まだその会社で働く希望が残っていると言えます。

上司や先輩は、その職場で自分と同じような状況下で自分よりも長く働いてきた存在であるため、自分の将来をイメージさせる身近なモデルと言え、上司や先輩が明るくバリバリと仕事をこなしている会社なら、「あの人がいるから」と自分もまだもう少し頑張ってみようと思えるかもしれません。

尊敬できる上司や先輩がいるだけで、仕事や会社に対する不満やストレスが薄らいだり、自分の仕事をフォローしてくれたり相談に乗ってくれたりする人がいれば、仕事上の心身的な負担を軽減することができます。

しかし、「自分もあの人のようになりたい」と憧れるような人や、尊敬できる上司や先輩が社内に1人もいないのなら、逆に言えばそんな会社は出来るだけ早く退社した方が良いかもしれません。

特に、仕事に対して全く向上心がなかったり、何事にも無関心でマイナス的な発言や意欲を下げるようなことばかり言う、または「お前がやっておけよ」などとすぐに仕事を部下に押し付ける上司や、「お前の責任だろ」など仕事の失敗をあなたに押し付けるような先輩などがいる場合は、その職場にいる意味を見出すことは出来ません。

誰も尊敬できる人がいない会社では、ゴールがどこだかわからないマラソンをしているようなもので、ただ不安で体力と精神力が奪われていくだけで、自分がその会社で働く目標がないのと同じことを意味します。

③パワハラや嫌がらせなど人間関係が悪く精神的に辛い環境

退社したいと感じる理由で最も多いのが、ここまでお話してきたように、『人間関係』です。

人間関係の問題といってもさまざまなものがありますが、「私あの人嫌いなんだよね」とか「あの子ってほんとに仕事出来ないよね」など人の悪口ばかりを言ったり、あからさまに誰かをいじめていたり、嫌がらせをするような同僚や上司などがいる場合、そんな職場で我慢し続けるのはやめましょう。

他人の性格は、誰も変えることは出来ないのです。

『人間関係』が原因で仕事を辞めたいと思う人はとても多く、あなたがどんなに努力したり我慢したとしても、その人と同じ環境にいる限り苦しむしかありません。

あなたが転職しない限り解決することはない問題のため、人間関係で悩んでいる人は今の会社を辞めるべきでしょう。

人間関係の中でも特に大きな問題になるのは、パワハラやセクハラなどのハラスメント(嫌がらせ)行為などです。

ハラスメント行為は、それがハラスメントだとは知らずに行っている場合と、知っていても行われている場合があります。

もしも上司や同僚、部下などから無意識のハラスメント行為を受けた場合は、ハラスメントは社会的に関心が高い問題であり、熱心に対策に取り組んでいる会社は多いため、すぐに退社ではなく上層部や人事部に相談して注意をしてもらうことで改善される場合があります。

しかし、意識的に自覚していてもハラスメントを行っている人がいる場合や、会社がハラスメント行為に対して無関心、放任主義である場合は、会社を辞める理由としてもおかしくありません。

パワハラについてはこちら上司のパワハラが嫌で仕事を辞めたい人がするべき対処法と対策、セクハラについてはこちらセクハラが原因で仕事を辞めたい…具体例と対処法・解決方法でもお話しています。

もっと悪いのは、会社がハラスメント問題をもみ消そうとしたり被害者を解雇したりといったケースで、このような会社には、1秒たりとも働いて貢献する必要はないので、労働基準監督署や弁護士に相談しつつ、なるべく早急に退職をしましょう。

第三者に協力してもらうことで、会社都合の退職にすることができ有利に転職活動をすることが可能となりますし、スムーズに手続きが出来ると思います。

会社都合がなにかについてはこちら転職の際の退職届と退職願、辞表の違いと注意すること&自己都合退社と会社都合退社の違いへ。

④会社の経営状態が悪い、会社の将来が不安

極端なワンマン経営をしているところや、経営状態が悪化している会社など、”会社の将来が不安”という問題も、会社を辞めるべきか働き続けていいのか悩んでしまうところですよね。

例えば、社長のその時の気分や機嫌による急な人事異動や降格、あるいは明らかに何か裏があるような昇格、はたから見ても明らかにわかるような経費の不適切な使いかたや、家族などの身内やお気に入りの社員だけへの極端な特別扱いや高待遇なども、その会社の将来は明るいとは言えません。

社長だけでなくとも、「あの部長に気に入られた人勝ち」のように、一部の上司が身勝手で不公平な勤務態度を常習化しているなど、そういった会社が今後良い方向に発展していくことは絶対にないでしょう。

会社の経営に関しては、どうしても立場的な問題から労働者側から意見するのは難しく、労働者という立場からこの問題に対処したり、なにか改善したりというのはほぼ不可能です。

「うちの会社、ちょっとやばいかもしれない…」とわかっていながら経営陣が無能な会社に長く居続けると、今はまだよくても再就職は難しい年齢になってから会社が倒産してしまったり、いい求人がない時に職を失ってしまう事態になりかねません。

『会社の社風』が良くないだけではなく、会社が負債を抱えすぎているなど、直接経営に関係してくる『業績』についても考える必要があり、今すぐにとは言わずとも”倒産するリスク”が考えられます。

労働者にとって、会社の将来は自分の将来と似ており、会社が不安定であれば、自分の将来も安定的とは言えません。

会社の将来性に不信を持っていながら「まだ今は大丈夫」と見てみぬふりをしていて、今よりもっと状況が悪くなってしまったり、「あの時ならもっといい条件の転職先があったのに…」と後悔することになっては遅いのです。

少しでも不安を感じているなら、今のうちにもっと将来性が期待出来る企業をリサーチし、より条件の良い会社へ移ってしまうほうが、自分の身のためと言えるでしょう。

会社はあなたの将来まで約束してはくれません。
自分の身は自分で守るしかないのです。


⑤仕事に全くやりがいがない、仕事内容が合わず充実感がない

この問題は、その会社自体に原因があるというよりは、完全に自分との相性の問題でしょう。

どんな仕事にも向き、不向きがありますが、「この仕事は自分には合わないかもしれない…」と感じる仕事を続けていても、毎日楽しく会社に行くことは出来ませんし、仕事に対する充実感ややりがいも生まれないのは当然のことです。

ただ、仕事内容と言うのは自分が実際にその会社に入社してみて働いてみないことには、”自分に合っているか”というのは判断がつかないことなので、入社して数週間、数ヶ月など短い期間しか経っていなくとも辞めたくなってしまうのは仕方のないことだと言えます。

お金や人間関係も大きな問題ですが、「そもそも仕事が楽しくない」というのも、なんだか自分の人生を棒に振っているような気持ちになりますし、「人生そのものがつまらない」と思い始めてしまう原因にもなりえます。

頑張ってはいるのになかなか成績が伸びず、上司に他の同期の人と比べられたりするなどが原因で、仕事が楽しいと思えなくなってきてしまったり、毎日毎日同じ業務の繰り返しで「自分は一体何をやっているんだろう」と、仕事の意義を見失ってしまうこともあるでしょう。

「仕事が楽しくない」と感じ始めると、やはりそれは仕事の意欲や向上心にも影響してきてしまうので、ささいなミスを繰り返してしまったり、思うように業績がついてこないなど、仕事にやりがいがないと悪循環になることが多いです。

楽しいと思えない仕事を我慢してこの先ずっと何十年も続けていくよりは、自分が心から楽しい、やりがいがある、もっと頑張りたい!と思えるような仕事に就きましょう。

そうした方が、人生をより何倍、何十倍も楽しむことが出来ますよ!

「勇気を出して転職した」私のお話

実は、転職の女神と呼ばれている私も、何を隠そう、転職経験があります。

フリーターとして働いたこともあれば、派遣として働いたこともあり、もちろん正社員として働いていたこともあります。

正社員としてジュエリー関係の仕事に就き、入社してから3ヶ月も経っていない時「仕事を辞めたい」と思い始めてしまいました。

給料は普通くらいで、若かったですし特に不満はなかったんですが、問題だったのは人間関係でした。

入社した先にいたのは5歳以上年上の女性の上司で、その上司はこれまで入社してきた新入社員の女性たちに、仕事の休みをわざと希望通り取らせなかったり、プライベートなことを後輩に聞いてきてそれを周りに聞こえるようにわざとリアクションを取って否定するような発言をしたり、とにかく「ザ・嫌われ上司」の代表的な上司でした。

最初は「みんなも我慢しているんだから、自分も我慢するしかない」と思って仕事をしていたものの、だんだんと家にいても「明日仕事に行きたくない…」と常に仕事のことを考えてしまい、体調にまで影響してくるくらい会社に行くのが嫌になりました。

仕事を辞めるか我慢して続けるか、毎日のように悩んでいたとき、ふと私の母親が「嫌なことを無理してするのはやめなさい。働く世界はそこだけじゃないよ」と言ったことをキッカケに、「よし、辞めよう」と吹っ切れて、そのまま勢いで翌日退職を申し出ました。

「仕事辞めたいです」と会社に言ってから、なんだか不思議と泣きそうな気持ちになるほど、心臓が軽くなった気がしました。
肩の荷が降りる、とはよく言ったものです。その通りでした。

今仕事をしていると、「ここを辞めたらどうなるんだろう」、「私なんてここで我慢して働くしかない」など、人間はどうしても”その世界”しかなくなってしまい、他が見られなくなります。

もちろん我慢することも大切ですが、自分がダメになってしまうくらいなら、転職したほうが絶対にいいんです。

それから私は、「世界はこんなに広いんだから、1つくらい私にもピッタリの会社、仕事は絶対にあるはず。人生まだまだ長いんだから、自分が納得できるものに出会えるまで頑張ってみよう!」と思うようになりました。

そしてその次に転職したのは、ハローワークで見つけた”未経験歓迎の経理事務”の求人でした。

前職を退社してからというもの、ハローワークにはかなり通いつめて、常に何かいい求人はないか探す日々が始まりました。

そんな中で気になっていた求人で、地元の小さな個人経営されている車関係の会社で、「未経験者歓迎」となっていたので、経理事務は経験がなかったものの、給料や待遇はそこそこ良さそうですし、「アットホームな会社で、社員みんなが仲が良い」とキャッチコピーの書かれた求人でした。

ハローワークというのは、何度も定期的に通っていると”なぜか常に出ている求人票”を目にするようになります。

「良さそうな条件の求人なのに、まだ誰も採用されていないのかな?」と疑問に思っていたんですが、いつまでも失業していられないため、面接をしてもらうとそのまま無事採用となり、面接をした社長の人柄も良さそうな人で雇用条件も悪くなかったですし、私はとりあえずその会社で働いてみることにしました。

このとき私は、なぜいつも求人が出ていたのか全くわからず、社長さんも「みんなすぐ辞めていっちゃってね…」としか言っておらず、実はその原因が社内にあるとは会社の社長すら気付いていなかったのです。

というのも、いざ入社してみるとその職場には『新人を次から次への辞めさせてしまうお局女性』が君臨しており、しかもその女性が全ての新人教育を任されているという、地獄のような環境…。

”未経験歓迎”とは名ばかりで、やったことない仕事をいきなりさせ、「すみません、これわからないんですが…」と聞くと、「どうしてそんなこともわからないで入ってきたの?!そんなことじゃ私が仕事にならないじゃない!」と怒鳴り、しかも重い荷物の移動や倉庫への整理などは全て新人にやらせ、どれだけ忙しくなろうが自分はデスクに座ったまま…というありさま。(汗)

極めつけはランチタイムで、大きなテーブルが用意され、座る場所が決まっている休憩室で、無言でそのお局女性と昼食を食べる…。

未経験なのに業務内容の教育なども一切ないので、気づけば1日が終わる夕方頃には自分のデスクには、まだ処理していないファイルや書類でいっぱいになっていました。

入社して数日で、「この会社、やばい…」と悟りました。

実はハローワークでこの会社の求人が常に出ていたのは、求人の応募がないわけでも、採用者がいないわけでもなく、『常に採用されては辞めての繰り返しだったから』だということに気づいてしまったのです。

他の上司や社長に改善してもらえるよう話をしようとも思ったんですが、あいにく小さな企業で部署には他に誰もおらず、他の人の目が届かないということ、そして社長が「うちの○○さん(お局女性)、すごく仕事出来る人だからしっかり教えてもらってね」と言っていたため、この会社の中は変えられないなと判断し、1ヶ月もしないうちに退職しました。

ハローワークには必ずしも優良な求人ばかりではなく、中にはこうしたブラックとも言える企業の求人も普通に含まれていることを身をもって知った体験でした。

どうしようか悩んだら、『転職の必要性』と『価値』を考え直してみよう

ここまで、仕事を辞めてもいいケースと辞めないほうがいいケース、そして転職に至った私の職歴についてもお話しました。

自分のことと照らし合わせてみて、「よし、やっぱり仕事辞めよう」と思った人も、「んーどうしよう」とまだ悩んでいる人もいると思います。

仕事を辞めようか続けようかまだ答えが出せないなら、自分の『転職の必要性』について、ここでもう一度考えてみましょう。

例えば今職場の人間関係にどうしようもなく悩んでいる人は、今の会社を辞めることでその悩みの原因になっている人とは決別でき、もうその人と顔を合わせることはなくなるため、これは転職しない限りほぼ永久に続く問題であるため、”転職の必要性はある”と考えられますよね。

大切なのは、『その転職が自分にとって必要なものかどうか』、『価値のある退職なのか』ということではないでしょうか?

もし仮に、転職することで前よりも給料が5万円低くなったとします。
それでも、人間関係に悩まず毎日笑顔で過ごせるようなとてもいい職場に出会えたとしたら、それはたとえ5万円給料が低くなったとしても”転職する価値”はあると私は思います。

もちろん、転職することで収入がアップした人はたくさんいますし、より今よりも良い条件で転職出来るのであれば、それは今の仕事を辞めても十分にメリットがあることになります。

また反対に、給料や昇給など待遇に納得できないままずっと我慢して働き続けても、それは本当に仕事に満足出来ているとは言えません。

もし今仕事を辞めたい理由が、「なんとなく働くのが嫌」とか「とりあえずやりたいことがないから辞めたい」とか、ぼんやりとしたものなら、それは今の会社を辞めようが他の会社に転職しようが同じことなので、今仕事を辞めることはおすすめしません。

会社の辞め時はいつ?ボーナスや有給、社会保険料との関係

「会社を辞めたい」と思っても、ネガティブな感情的になってその場の勢いで、会社に退職願いを叩きつけるというのはやめましょう。

なぜなら”ボーナスや有給”など、自分がもらえたり使えたりするものは当然の権利として受け取ったほうがいいからです。

”会社の辞めどき”はいつなのかというと、ボーナスをもらった直後がベストです。

ボーナスの支給時期は一般的に6〜7月と12月の年に2回で、退社の時期によっては「あと1ヶ月我慢すればボーナスがもらえたのに!」となりかねませんので、いつ退社する方がいいのかを考えてみましょう。

また、有給という制度も退社前に消化しておきたい労働者の権利で、もし有給がたまっているなら、退社前に一気に消化して長期休暇を作ることも出来るため、自分が何日くらい使える有給が残っているのかを計算してみてください。

そして、もう1つ忘れがちですが覚えておいてもらいたいのは”保険料”についてです。

月末に退職すると、その月の給料から前月と当月の2つの月の保険料が引かれることとなり、逆に月の最終日より1日早く退職することで、前月の保険料が引かれるだけで、当月のものは引かれなくて済むというメリットがあります。

たった1日退社する日を前にずらすだけで数万円分の社会保険料が手元に残ることになるので、ぜひ参考にしてください。

転職におすすめの時期についてはこちら転職に有利な時期やタイミングは?何月がオススメ?企業の積極採用も関係?も参考にどうぞ。

派遣 次男派遣 次男

この先将来、ずっと続けられるような会社に巡り会いたいものだなぁ。
僕はそういう会社がまだ見つかっていないから、ずっと派遣のままここまで来たけど…。

将来のことを考えると、早く僕も転職先を探さなきゃって思うよ。

転職の女神 長女 転職の女神 長女

仕事って、私たちが生活に使っている時間のかなりの部分を占めるからこそ、将来だけでなく気持ちや生活も左右されかねないものね。

特に今回挙げたような5つの項目は、自分の努力次第でどうにかなる問題ではないから、ある程度のラインで見切りをつけることも大切なのかもしれないわ。

ニート 三女ニート 三女

「こんな会社は早く辞めたい!」ってところはみんなそれぞれあるものなのね。

転職の女神 長女 転職の女神 長女

そうね…残念だけど。
私が調べた中で、みんなが辞めたくなる会社の特徴と、ブラック企業とも疑われる特徴をまとめてみたから、参考にしてください。



転職の女神 長女 転職の女神 長女

”自分の健康や将来を守るため”に、仕事を続けるか辞めるかを決断しなければならない時は必ずあります。

状況や待遇が改善できそうな場合なら自分なりに対処することもできますが、退社することでその後の将来を良い方向に変えられることも多いです。

「今の会社が全て!」と思わないで、一歩踏み出すことも大切ですね。