東京・大阪の大都市圏からは離れますが、九州地方の主要都市である福岡は、物価が安く生活しやすい上に、海や山といった広大な自然にも恵まれています。

また空港も近く遠方へ移動しやすい土地でもあり、福岡はとても魅力的です。

もともと福岡に住んでいて上京して東京に出ていた人が、再び福岡の戻る形のUターン転職や、地方や東京などから福岡へのIターン転職による移住を考えている人など、移住先として今人気があるのが福岡です。

しかし、「住みやすい街」と聞いていても、具体的にどんな風に住みやすいのかはわかりませんし、転職とともに移住を検討している人は特に、移住後の生活水準がどんな暮らしになるのかを知っておかないと、後で「思っていたものと違った…」と、移住を後悔してしまうことになりかねません。

そこで、福岡への転職、Uターン、Iターン、移住を考えている人に役立つ、福岡の平均年収や生活費、交通など基本的な情報をはじめ、福岡へのUターンやIターンのメリットとデメリット、さらにはスタートアップやベンチャーなど福岡で有名な企業について、福岡での転職におすすめの業種や職種についてお話していきます。



福岡の平均年収は?

SE 長男SE 長男

47都道府県の平均収入を比較すると、当然その土地によって平均収入は大きく違ってくるよね。

全国で最も平均収入が高いのは東京っていうけど、福岡県の平均収入はどれくらいなのかな?


やや古いデータにはなりますが、2016年に厚生労働省が発表した「平成28年賃金構造基本統計調査」をもとにした調査によると、福岡県の平均収入は約437万円で全国24位です。

性別・年齢別にみると、男性30歳では約412万円、女性30歳では約332万円、男性40歳では約523万円、女性40歳では約360万円、男性50歳がピークで約609万円、女性50歳が約374万円となっています。

2020年現在最新の厚生労働省の統計を見てみると、全国平均月収は約30万円で、福岡は約29万円と、平均とほとんど変わらない数値なっていました。


(厚生労働省第8図 都道府県別賃金(男女計)より)

平均賃金が全国の中でも最も高いのはやはり東京都で、東京都の場合は約38万円であり、全国平均よりも賃金が高かったのはこの東京都のほかに神奈川県と愛知県、大阪府の4都道府県しかありません。

やはり都心部と比較すると、福岡は平均賃金がやや低く感じますね。

さらに、福岡県のホームページにて、平成30年度の福岡県内の賃金事情について調査されたものが載っていました。

ここから紹介するのは、平均月収についてです。

  • 中小企業に務める男女別の平均賃金

まず規模別に見た常用労働者(サラリーマンなどの正社員)の平均賃金を見ると、中小企業に務める男性の場合の平均年齢は43.7歳で総支給賃金額の平均は306,423円、平均実労働時間は185時間、女性の場合は平均年齢は42.4歳で総支給賃金額の平均は233,249円、平均実労働時間の合計は164.4時間となっていました。

  • 大企業に務める男女別の平均賃金

次に大企業に務める男性の場合の平均年齢は41.5歳で、総支給賃金額の平均は377,061円、平均実労働時間は179.4時間、女性の場合は平均年齢は37.0歳で総支給賃金額の平均は263,954円、平均実労働時間の合計は164.9時間となっていました。

  • 産業別で見た男女別の平均賃金

●建設業…男性/平均年齢は43.6歳、総支給賃金額は364,716円、平均実労働時間は188.8時間、女性/平均年齢は40.4歳、総支給賃金額は232,479円、平均実労働時間は169.4時間
●製造業…男性/平均年齢は40.9歳、総支給賃金額は375,971円、平均実労働時間は181.6時間、女性/平均年齢は37.7歳、総支給賃金額は245,593円、平均実労働時間は167.4時間
●情報通信業…男性/平均年齢は41.2歳、総支給賃金額は348,201円、平均実労働時間は172.2時間、女性/平均年齢は38.8歳、総支給賃金額は267,964円、平均実労働時間は154.0時間
●金融業、保険業、不動産業、物品賃貸業…男性/平均年齢は45.0歳、総支給賃金額は338,302円、平均実労働時間は174.9時間、女性/平均年齢は39.6歳、総支給賃金額は247,934円、平均実労働時間は166.7時間
●宿泊業、飲食サービス業…男性/平均年齢は42.2歳、総支給賃金額は360,379円、平均実労働時間は189.3時間、女性/平均年齢は33.3歳、総支給賃金額は259,055円、平均実労働時間は182.5時間
●医療、福祉…男性/平均年齢は40.1歳、総支給賃金額は342,535円、平均実労働時間は166.9時間、女性/平均年齢は39.6歳、総支給賃金額は263,288円、平均実労働時間は162.6時間
など。


(福岡県平成30年度福岡県の賃金事情より)

こちらの福岡県のホームページでは、エクセルデータではありますが、このように規模別や産業別、地域別、男女別などで平均月収について詳しく掲載されていたので、自分の興味のある分野の仕事の平均月収や転職先の候補としてもっと知りたい方は、見てみるといいでしょう。

そのほか、転職サイトで有名なdodaの調査によると、福岡県を含めた九州・沖縄の平均年収は、このようになっていました。


(doda平均年収ランキング 最新版【都道府県別】より)

これによると、福岡は九州・沖縄地方の中でも平均年収全体として見ると長崎、熊本に続く3位の平均年収で、この地方の中でも上位にランクインしています。

また、岡が371万円なのに対して全国で平均年収が最も高い東京都は438万円なので、東京と比較すると約60万円ほど福岡のほうが平均年収が低いことになります。

ただこちらは2018年9月から2019年8月の1年間にdodaエージェントサービスに登録した人の平均年収のデータを集計したものになりますが、参考にはなりそうですよね。

また、九州・沖縄地方の職種別、業種別で見た平均年収はこちらです↓


(doda平均年収ランキング 最新版【都道府県別】より)

これについても、福岡県が掲載しているエクセルデータと比較しながら、参考にしてみてください。



東京などの大都市圏から離れ地方で仕事を探すとなると、収入が下がる可能性が大きいことを最初に覚悟しなくてはいけません。

特に転職での中途採用ともなると「キャリアがあるのに、収入がこんなに下がるのか…」と驚く可能性もあります。

しかし収入が下がっても、「その土地で満足感を持って生活することができれば問題ない」と考える人はとても多く、その土地で生活するためにどれくらいの収入があれば良いのかというのは、平均収入をひとつの目安とすると良いでしょう。

福岡の最低賃金は?

最低賃金とは、正社員のほか、パートやアルバイト、派遣など雇用形態に関係なく全ての労働者に適用されるもので、手当や賞与などの賃金を含まないものです。

2020年現在福岡県の最低賃金はいくらなのかと言うと、令和元年10月1日より『841円』となっており、平成30年度の814円と比較すると30円以上最低賃金が上がっていることになります。


(厚生労働省地域別最低賃金より)

全国で1番平均賃金が高い東京都の場合は1013円ですので、東京都と比べると福岡は約170円ほど低いことになりますが、同じく九州地方である佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県の最低賃金は全て790円ですので、九州地方の中で見ても福岡県の最低賃金は最も高いことがわかります。

また、製鉄業や製鋼・製鋼圧延業、鋼材製造業、輸送用機械器具製造業などは、「特定(産業別)最低賃金」が適用されるため、地域別最低賃金よりもさらに金額は高くなります。

福岡県のアルバイト・パートの平均時給

タウンワークの調べによると、2020年現在の福岡件のアルバイト・バイト・パートの平均時給は、『973円』となっています。


(タウンワーク福岡県のアルバイト・バイト・パートの平均時給より)

全国平均が1,055円なので、平均と比べるとやや低い金額にはなっています。

また、各業界ごとの福岡の平均時給を見てみると、例えば…
●ファミレス・レストランホールスタッフ…921円
●ファストフード…917円
●コンビニ…859円
●アパレル…950円
●ホテルスタッフ…974円
●ルートセールス…986円
●一般事務…1019円
●製造業…1061円
●看護師、准看護師…1200円
などとなっています。

福岡の上場企業の平均年収、人気企業の求人について

福岡県にある上場企業の中で、平均年収が最も高いのは、「RKB毎日ホールディングス」で、こちらは2020年以前にも1位にランキングしており、平均年収は福岡県の上場企業の中で唯一1000万円を越えています。

その次は「西日本フィナンシャルホールディングス」で、平均年収は900万円前後、そのほか上位には「三井松島ゴールディングス」の平均年収850万円前後や「安川電機」は平均年収800万円前後、「九州電力」は750万円前後となっています。

福岡に住んでいる人は、よく聞くような社名が含まれているかもしれませんね。

また、ホームメイト・リサーチによる「ビッグカンパニー」によると、福岡県の上場企業をアクセスランキング順では、このようになっていました。


(ホームメイト・リサーチビッグカンパニー福岡県ランキングより)

このランキングは、1週間ごとのアクセス数、動画、写真の多い順に掲載されているので、ランキング上位の上場企業というのはそれだけ地元の人などに興味を持たれている、または支持されている企業と言えるでしょう。(私が調べた時点でのランキングを掲載しています)

さらに、リクナビ2020による業種、本社所在地、職種、対象学生、制度・特徴の設定条件にマッチした企業を、学生のプレエントリー候補件数をもとに集計された「人気企業ランキング」によると、2020年2月15日の集計時点では1位は「TOTOグループ」、2位は「株式会社コスモス薬品」、3位は「株式会社ワールドインテック テクノ・SI事業部」、4位は「株式会社イービーエム」、5位は「株式会社ワールドインテックR&D事業部」となっていました。


(リクナビ2020人気企業ランキングより)

例えば1位のTOTOグループの採用情報によると、新卒の大学卒の営業職で初年度月収例は月24万円程度だそうで、入社後定着率は90%以上、平均勤続年数は15年以上、有給消化50%以上、住宅補助や資格取得奨励金などもあるそうです。

続いて「キャリコネ」による福岡県の企業ランキングでも、1位は「TOTO株式会社」となっており、2位は「株式会社福岡銀行」、3位もリクナビ2020と同じく「株式会社ワールドインテック」、4位は「株式会社ナフコ」、5位は「九州電力株式会社」でした。


(キャリコネ福岡県の企業ランキング【転職・就職に役立つ】より)

キャリコネでは、福岡県の企業口コミ22939件が掲載されており、やりがいや報酬、長所・短所、女性の働きやすさなどが口コミで見られるので、気になる企業の情報をチェックすることができます。

さらには、転職・中途採用面接の情報も見ることができ、応募時の年収から入社後に年収がいくらになったか、面接官にされた印象的な質問と回答なども掲載されていました。

これによると、1位のTOTO株式会社の場合、大卒の35歳男性の営業正社員の年収は592万円、新卒入社後10年以上となっており、いかに定着率が良いのかがわかります。

こうしたランキングからは、どんな地元企業が人気があるのか、注目されているのかが参考になりますね。

福岡の生活費は?家賃や通勤費用はどう?

転職の女神 長女 転職の女神 長女

転職をして新しい場所で生活するとなると、その場所での生活にどれくらいの生活費が必要になるかという点が気になるのではないでしょうか。

特に気になるのが、生活していく上で必ずかかる家賃や、何かと必要になる交通費です。

福岡での生活でかかる生活費についても調べてみましょう!


福岡は人口増加率が高いエリアです。

福岡で働く人の平均通勤時間は30分程度圏内であると言われており、多くの人が30分以内で通勤していることを考えると、通勤費用も大してかからないことが分かります。

そして福岡は家賃がとてもリーズナブルです。

例えば賃貸住宅D-roomの福岡県の家賃相場情報によると、福岡県の平均家賃相場は、5.8万円となっています。


(賃貸住宅D-room福岡県の家賃相場情報より)

間取り別に詳しく見ていくと、例えば1Rから1DKの場合の平均家賃は4.6万円、次に1LDKから2DKの場合は5.7万円、2LDKから3DKの場合は6.1万円、3LDKから4DKは8.1万円、4DK以上は8.6万円となっていました。

また、地域別で見ると、平均家賃相場が最も高いのは北九州市の中では「北九州市小倉北区」で6.8万円、2位が「北九州市門司区」で6.4万円、3位が「北九州市若松区」で5.9万円、4位が「北九州市八幡西区」で5.6万円、5位が「北九州市小倉南区」で5.3万円でした。

次に福岡市の中で平均家賃相場が最も高いのは「福岡市博多区」で9.1万円、次に「福岡市中央区」で7.8万円、3位が「福岡市早良区」で7.4万円で、最も低いのが福岡市東区で5.2万円でした。

そして福岡県支部で最も平均家賃相場が高いのは「須恵町」で7.8万円、最も安いのは「宮若市」で4.2万円となっていました。

もちろん中心部になればなるほど家賃相場は高くなりますが、東京の場合は例えば全体の平均家賃相場は9.1万円であり、1番小さめなお部屋の1R~1DKでも約7.1万円なので、いかに福岡の家賃がリーズナブルであるかがわかりますね。



福岡市の中でも家賃が高いといわれている中央区や博多区であっても、比較的安い金額で借りることができる部屋が多い傾向といえます。

早良区や西区など中心エリアから少し離れた場所を探すと、破格の値段で部屋を見つけることができるでしょう。

少し離れているといっても福岡は地下鉄網が発展しているので、通勤や買い物に不便さを感じることはあまりありません。

福岡市中心部から30分以内のエリアで、風呂トイレ別、オートロック、角部屋、デザイナーズマンションなど、住み心地の良い物件を東京の家賃の約半分の金額で見つけることが可能です。

東京での生活に比べて固定費の支出が減ることを考えると、福岡は暮らしやすい土地として人気が高いこともうなずけます。

福岡へのUターン・Iターンが増えている!メリットは?

福岡県はUターンやIターンで移住し、転職をする人が多い人気のエリアです。

いったいなぜ地方に移住したいという人の多くが、福岡を選ぶのでしょうか。

その理由のひとつが、働きやすさと住みやすさのバランスが良いという点でしょう。

街がコンパクトであるため通勤に時間がかからず、家賃や物価が安くて生活しやすいというメリットがあります。

また大きなショッピングモールがたくさんあるため、買い物にも便利で、さらに主要都市からは車で30分も移動すれば、海にも山にも行くことができ、豊かな自然が身近にあるというのは大きな魅力です。

福岡は交通の便がいいことでもよく知られており、例えば博多駅からは地下鉄で約5分、天神からは約10分という驚異的な短時間で、長距離移動には欠かせない福岡空港にアクセスすることができます。

東京の場合は渋谷などの市街地から羽田までは約40分以上かかることを考えると、いかに福岡が空のアクセスも便利であるかがわかります。

飛行機での交通アクセスの良さによって、東京と福岡とを行き来しながら2拠点で仕事をしている人や、普段は福岡に拠点を置いていて必要な時のみ日帰りで会議などのために東京に行くというスタイルの人もとても多くなっています。

さらに、博多港の外国航路の年間乗降客数は23年連続で福岡が1位なほど、アジアの玄関口としても利用しやすくなっています。

アジアのほか、国内からも交通が整っていることで、福岡は国際会議の開催地としても選ばれることが多く、今後福岡で国際的なビジネスをしていきたいと考えている人にとっては利点が大きそうですね。



さらに福岡市は国家戦略特区に指定されているため、IT企業をはじめさまざまな企業が移転してきており、仕事を見つけやすいというメリットがあります。

福岡には多くの大手企業や有名企業の支社があるだけでなく、本社を福岡に置く企業も増えてきています。

これらの企業に採用されることができれば、東京で勤務していたころと変わらない収入や福利厚生で仕事を続けることが可能です。

福岡は食のレベルが高いことでも知られています。

広大な畑があるため野菜の収穫量が多いだけでなく、海からの漁獲量も豊富です。

そして多くの飲食店が、安いのにおいしくコスパが良いといわれており、利用者の満足度が高いのです。

住みやすく仕事も見つけやすく、食事もおいしいとなれば大満足だと感じる人が多い点にも納得がいきます。

福岡で起業を考えている人にもメリットは大きい

福岡の中心地とも呼べる天神の「TSUTAYA BOOK STORE TENJIN」では、「福岡市スタートアップカフェ」という、福岡での起業・創業を目指す人をサポートするカフェがあります。


「福岡市スタートアップカフェ」公式サイト

例えば、相談員が常駐していることで、マーケティングの方法や事業計画の作り方など起業の準備や起業後の相談が出来たり、法人設立や税務など開業手続きの専門家への個別相談が出来たり、福岡市で特例で認められたスタートアップビザ(外国人創業活動促進事業)の受付、海外進出の支援、そして弁護士が常駐する福岡市雇用労働相談センター(FECC)があります。

こういった手厚いサポートは、東京以上に受けられると考えていいでしょう。

福岡という土地で新たに自分の力を試したい、思い描いていたことに挑戦してみたいと考えている人は、こういったサポートがあるのも福岡へ転職するメリットと言えそうですね。

福岡への移住を考えている人は

いろいろと暮らしの魅力が多い福岡ですが、福岡への移住を考えているのであれば、まずは福岡への移住について家族でしっかりと話し合い、意見や目的について家族みんなで共有することが大切です。

でなければ、後になって自分は満足していてもパートナーから不満が出てきてしまったり、移住によって家族の中で気持ちにすれ違いが出来てしまうことになりかねません。

しっかりと話し合ったなら、福岡の中でどの地域へ移住するのか、具体的な交通アクセスや子育て環境などを考慮してピックアップしていきましょう。

もちろん仕事の目処が先に決まっている人は、勤務先に合わせた移住先地域を選んでもいいでしょう。

ある程度移住先の候補が決まったら、移住体験や旅行などでその地域を訪れて、自分たちの目で見てその土地を知ることも大切です。

これらの移住のコツなどについては、こちらUターン・Iターンの転職活動とは?メリット&デメリットと成功の秘訣も参考にどうぞ。

さらに、福岡への移住や定住を考えている人は、「福がお~かくらし」という福岡県移住・定住ポータルサイトもおすすめです。

このサイトでは、福岡への移住相談ができるふくおかよかとこ移住相談センター東京窓口と福岡窓口からのお知らせや、移住コーディネーターのブログ、さらには各市町村などへの移住体験イベントや移住バスツアー、補助金制度、各市町村の求人情報、移住者インタビューなどが載っています。

福がお~かくらし 公式サイトはこちら

福岡の転職でオススメの業種・職種は?

福岡県で転職先を探す場合、どのような業種・職種がオススメなのでしょうか。

厚生労働省福岡労働局によると、2015年11月の福岡県で有効求人倍率がもっとも高い職種は、とび工や鉄筋工などの建設躯体工業で5.72倍になっています。

また医師・薬剤師も4.94倍と有効求人倍率が高い職種であり、他にも製造業、介護、飲食業などがあります。

逆に求人が少なく有効求人倍率が1倍を切るのは、営業職(0.84倍)や一般事務(0.28倍)で、特に一般事務職の求人は少ないため、事務で仕事を見つけるのは難しい可能性があります。

全国的にも建設業や医療・介護の求人は多いのですが、福岡県では製造業が好調なため、製造業の求人が多いという点に特徴があります。

ここから、他の職種も見てみましょう。

福岡はアパレル関連の店舗や飲食店が多いため、接客・販売の求人が豊富です。

海外からの観光客が多い土地でもあるため、英語など外国語を使っての販売や接客の求人もたくさんあります。

さらに福岡の特色として忘れてはいけないのが、IT系の職種です。

福岡にはIT系、Web関連の企業が多く、SEやプログラマーの求人がたくさんありますので、IT系で転職をしたい人には希望に近い仕事を見つけやすいでしょう。



首都圏からの転職は、年収ダウンの可能性も覚悟するべき

首都圏からUターンやIターンで転職先を探す場合、どのエリアで仕事を探すにしても年収がダウンする可能性があることを考慮に入れましょう。

九州最大の都市である福岡においてもそれは同様です。

平均収入を見ればわかる通り、東京の平均収入は日本のトップで、東京で仕事をしている人は全国平均からすると高収入を得ている割合が高い傾向といえます。

福岡に限らず、首都圏から離れて地方に行けば行くほど、平均収入は少なくなっていく傾向です。

2016年厚生労働省発表の「平成28年賃金構造基本統計調査」によると、福岡県の平均収入は全国24位と47都道府県のちょうど真ん中あたりといえます。

そのため福岡県の求人の多くは、首都圏での求人の年収には遠く及ばないでしょう。

ただし家賃や物価など生活にかかる費用も東京に比べると少ない傾向ため、年収が下がったからといって生活レベルも下がるとは言い切れないことも覚えておきましょう。

また年収が下がっても、広々とした過ごしやすい環境で子育てができるならそのほうが良い…と年収ダウンも覚悟してUターン・Iターンするファミリーも少なくありません。

つまり、東京から福岡への転職の場合、年収は下がることが多いもののその他のメリットを重視して移住・転職する人が多いということです。

首都圏に本社がある大手企業の福岡支社などに採用された場合は、以前と変わらない収入を得ることも可能です。



ただしこういったケースの場合は「転勤でまた東京に戻らなくてはいけない」という事態も予想されるため、転職先を探す場合は、収入だけでなく転勤があるかどうかという点も加味して自分のライフスタイルに合った仕事を探すようにすると良いでしょう。

転職の女神 長女 転職の女神 長女

住みやすさ、働きやすさという点からUターンやIターン先として人気が高い福岡県では、建設業、医療・介護、製造業、IT関連などの求人が多く、これらの職種で転職先を探している人には仕事を見つけやすいおすすめのエリアです。

また大手企業の支社が多いため、有名企業に採用される可能性もあります。まずは福岡での求人をチェックしてみてはいかがでしょうか?



例えば、移住において自分の希望に合った仕事の確保というのはかなり重要で、移住したことによって暮らしが豊かになり生活事態は満足いっていたとしても、転職先の仕事との相性が悪かったり不満に思うようなものであれば、それだけでも本当の意味で移住に成功したとは言えないでしょう。

そのためにも、積極的に福岡の転職フェアに参加して地元企業について十分にリサーチしておいたり、今までの自分の仕事スタイルにこだわりすぎず絶対に妥協しないところと、妥協するところを作るのも1つのポイントです。

ただ、現在働きながら移住先の地域のリサーチをしたり、新たな転職先を探すのは、福岡から離れた土地であればあるほど難しくなるでしょう。

仕事をしながら頻繁に転職活動の時間を作るのは困難ですし、その上移住の準備もあるとなると、なかなか十分に手が回らないのは当然のことです。

そこで、例えば希望する地域の求人や企業を網羅し、希望条件に合わせた求人をピックアップしてくれる「転職エージェント」の利用は、移住を伴う転職には必須だと言えます。

例えば転職エージェントは、求人に掲載されている企業について、その企業風土や社風、雰囲気、求めている人材などを知り尽くしていたり、面接のアドバイスや円満退職のサポート、応募先企業とのやりとりや調整などを全て無料で行ってくれるので、十分にその企業についてリサーチ出来ない人にとっても、かなりメリットが高いです。

有名な転職エージェントであれば全国地域に対応しているところがほとんどですが、特に福岡への転職でおすすめなのが、「マイナビエージェント」です。


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マイナビエージェントは、全国各地に支社・オフィスがあり、東京オフィスのほかもちろん福岡オフィスもあるので、福岡という地域に特化した求人も扱っていると言えるでしょう。

マイナビエージェントについてはこちら転職エージェントの「マイナビエージェント」の無料転職支援の評判について。女性向けや第二新卒の求人も豊富?で詳しく紹介しています。